【感想】新撰クラシックス 童話集 春(小学館文庫)

竹久夢二 / 小学館文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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    童話も書いてたんですね竹久夢二。金沢で夢二記念館行ったので買って読んでみました。夢二の描く世界は、まだ近代化途上の日本、中央集権と産業化で都市/農村が切り離されていった時代。大正デモクラシーらしく、名も無き弱き個人への視座というものがあり、近代的都市への憧れと拭い去れぬ前近代があり、当時の空気というものが的確に落とし込まれているのではと感じました。お話としては、オスカーワイルドの童話を彷彿とさせるかんじ。うつくしくて、脆くて。なんだかとてもかなしくなった。イノセンスへの慈しみっていつもいつもどうしてこんな風にしかなれないんだろう。続きを読む

    投稿日:2013.08.20

  • nikonika

    nikonika

    たまたまBook Offで竹久夢二の名前を見かけ、
    手にとって見た。
    美人画や宵待草で有名であるが、子供向けの童話集を
    著していたのは、はじめて知った。

    本自体はやはり大正ロマンを感じるものの、
    まりかわいげはない童謡かな。
    ただ、挿絵も自分で書かれてるようで、雰囲気は楽しめます

    ここではタグが使えないみたいで、大正ロマンに浸りたい方は、
    プロフィールに記載しているブログの方からどうぞ。
    続きを読む

    投稿日:2010.10.25

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