【感想】掌篇歳時記 春夏

瀬戸内寂聴, 絲山秋子, 伊坂幸太郎, 花村萬月, 村田沙耶香, 津村節子, 村田喜代子, 滝口悠生, 橋本治, 長嶋有, 高樹のぶ子, 保坂和志, 白井明大 / 講談社
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • うみ

    うみ

    リラックスして読める内容かと思ったら、全ての話がそうではなかった。
    後味悪いのもあり、好みの話しもあり。

    投稿日:2024.03.08

  • のりぞ

    のりぞ

    このレビューはネタバレを含みます

    二十四節気をさらに三等分した七十二候をもとに、年末から夏にかけて、それぞれ人気作家がつづる短編集。
    季節がテーマで、純文学系の作家が中心ということで、その表現を楽しむ小説であることは間違いない。
    でも、その反面、連想で思考があちこちに飛んでしまうので、集中できないのも確か。
    寂聴氏の作品を初めて読んだが、住職っぽくなく驚いた。もうすぐ100才。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.10.23

  • reso100

    reso100

    24節気を3等分した72候があることを知って、日本には季節を細かく愛でる文化があったのだと再認識した.その季節感を念頭に置いて、著名な作家が短編を綴るという贅沢な本だが今回は春夏を読んだ.村田喜代子の雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)が面白かった.戦前の裕福な家庭に育った姉妹だが、それぞれにねえやがいて、様々な世話をするという、今では考えられない家庭内のやり取りが出てくる.あんな時代があったことは、映画や小説の中でしか接することはできないが、この姉妹の会話からその情景が想像できることが新しい発見をしたような感じだった.続きを読む

    投稿日:2019.11.06

  • 羊さん

    羊さん

    季節の生江を表す二十四節気七十二候のうち春から夏の十二の候を題にして、十二人の作家の掌編集。
    七十二候のとらえかたが様々で、面白い。

    投稿日:2019.10.02

  • musamika

    musamika

    トップバッターの 瀬戸内先生のが 一番俗っぽかったな と思うほど 瀬戸内先生 相変わらず かわいらしい人を書くんですね ほぼほぼ 幻想的で不思議な短編 ちょっと読むには 分かりにくいものもある 芥川賞作家が多いからでしょうか続きを読む

    投稿日:2019.08.22

  • Aaa**

    Aaa**

    村田沙耶香さんがやっぱ面白かった。どうやったらこんな不思議で面白いこと思いつくんだろう。
    私は野生に返るといって家を出た姉と、女3人で暮らし人工授精で子どもを持とうとしている妹の話。ぽうという声。
    田さんの作品が読めたので大満足です。続きを読む

    投稿日:2019.05.29

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