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町屋良平 / 河出文庫 (20件のレビュー)
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はっとまん
このレビューはネタバレを含みます
上手く表現できないけどすごく好きな作品でした。 尾崎世界観さんとの対談で 「読んでいて創造力が膨らむのは、曖昧さ、つまり隙間があるもの」と町屋さんは仰ってた。 まさにそんな作品。 登場人物、特に男女の関係性や人間性が、曖昧に書かれた上で3人は死という結末に至った。 「なんでハルオや夏澄さんは死んだんだろう?」、「とう子さんはどういう気持ちで最後を迎えたんだろう…」って創造できる隙間になっていると感じる。
投稿日:2024.02.11
なおし
青が破れる とうこさんの言っていることがあまり理解できなかった というところにすごく共感した。 この小説についてはっきりとしたことはわからないけど、人に関心があるようで、人に関心がないようで、距離の測り方の曖昧さとか、そんな空気感が気になる 時間をおいて考えたい。好きな小説です。 脱皮ボーイ やばい!全然違う!本当に同じ人が書いてんのか! 読書 こと恋愛における別離の感覚とか、夏の描写とか すごく自分にとって身近で読んでいてキュッとなったし、温かくもなった。この話が1番好きかもしれない。青が破れるは悲しい。
投稿日:2023.05.08
スリーピング
短編3話と特別収録マンガ、尾崎世界観との対談が併録。「不安」を「ふあん」と平仮名が多様され読みづらさはあったが、それがかえって淡々とした日常を表現しているようだった。自分も頭の中で考えている事は大抵平…仮名だし。続きを読む
投稿日:2023.05.06
ストレンジャー
町屋良平は初読みの作家で、非常に読みやすいという前評判通り、読みやすい作品であった。しかしながら時折り、唸る様な文体が出てくる。これが才能なのか?と思ってしまう。話としては特に没頭するほどでもなかった…が、また違う作品を読んでみよう。続きを読む
投稿日:2023.04.25
towa
体の痛みと心の痛みは繋がっているのだろうか。 町屋さんの著作を読むと、そういうことを考えます。 梅生が言う、「なにがわかる」「他人に関心のあるひとのかなしみを、他人に関心のないひとのかなしみを」という…言葉。 秋吉はそれがわからないけれど、だから安らぐのだとも梅生は言います。 曖昧でモヤモヤして、いい加減で恥ずかしい。優越感で安心したり、優しさで絶望したりする。 そんな感覚を、こういうふうに小説にしてくれることに救いを見出したりしています。続きを読む
投稿日:2023.01.26
マリンスノウ
心や気持ちの置きどころ、ゆさぶり その中で手探りまたはあえて手探らない 登場人物への自らの弱さの投影 けっきょく日々はつづくだけ
投稿日:2022.10.05
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