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筆保弘徳, 山田広幸, 宮本佳明, 伊藤耕介, 山口宗彦, 金田幸恵 / ベレ出版 (5件のレビュー)
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moena
毎年のように日本に来るのに、謎だらけ。新進気鋭の台風研究者たちが、6つの切り口から台風について語りつくす! Bookデータベースより
投稿日:2020.01.20
ina-lib
☆今年も災害の多い年でした 毎年、日本列島を襲い、各地にさまざまな爪痕を残す台風。日本で暮らすうえで逃れることのできない台風について、私たちはどこまで知っているのでしょうか。現在では、台風の進路や発生…についての予報を簡単に知ることができるようになってきましたが、多くの謎がまだまだあります。そんな未解決の謎に挑む6人の台風研究者たちが、それぞれの切り口から台風について語ります。続きを読む
投稿日:2019.12.08
sugar41
タイトル通りの内容。 台風については、わかっていないことが案外多いことがよくわかりました。 気象衛星からの雲の写真を見ると、気象のことは何でもわかっているかのような気になりますが、そもそも、気象…現象に関する微分方程式は非線形であることがわかっているわけで、しかも、観測のメッシュは、まだまだ荒く、測定値そのものにも誤差がつきまとうため、どんなに頑張っても、気象について100%の正解を得るのは不可能なのです。 だからといって、完全な当てずっぽうではないのが、学問としての気象の魅力かもしれません。 努力すれば努力するほど、正解に近づけるわけですし。 20年前、天気予報は、当てにならないものの比喩に使われていましたが、現在の天気予報は、信頼性がかなり高いと思います。 今後、どこまで予報の信頼性が高まるのか楽しみです。続きを読む
投稿日:2019.02.26
andalusia0705
台風の進路はかなりの精度で予測が出来る、しかしまだ推測の域が多くあるとのこと。発生のメカニズムなど台風に関することが詳しく書かれている。
投稿日:2018.10.26
finger0217
今年(2018年)は多くの台風が発生し、様々な地域で大きな被害がありました。 計画的な交通機関の欠航などもありましたが、台風の被害を含めた情報密度の高い予報(予測)はまだ確立されていません。 台風が…どのように発生し、どのように発達していくのか、またその進路はどのようなものなのか、大気や海水面だけでなく、「海洋混合層」と呼ばれる部分も大きな影響を与えていること、そのほか様々な「気づき」を与えてくれる本です。 また、章末には「まとめ」として、その章に書かれていることが簡潔にまとめられていますし、コラムも充実しています。 内容的にも理系(地学分野)にある程度明るいほうが読みやすいですが(ゴリゴリの文系には読みにくい専門的な記述もありましたが、軽く流してしまっても大丈夫でした)、自分の生活の中で関係のある「台風」という気象についての本なので、「ふーん、なるほど」というテンションで読み進めることができました。 「今わかっていること」や「これからの課題」、「100年後の台風の予測」など、興味を持てる話題が多かったです。続きを読む
投稿日:2018.10.19
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