【感想】知ってはいけない 金持ち 悪の法則

大村大次郎 / 悟空出版
(5件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • とし

    とし

    何か節税のヒントがあるのかな?と思い読んでみたが、庶民の自分にとっては、あまり参考にならなかった。

    ただ、金を持っていると、いろいろな選択技があるということを改めて知る。金が金を呼び込むことは、本当だし、庶民はやはり質素な生活をして、余計な出費をしないことと思った。

    いろんな節税方法があるが、そもそも金がないと何も意味がない
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    投稿日:2022.02.12

  • 小野不一

    小野不一

    「人間らしさは何か?」と問われれば善性や思いやり、親切と答える人が多い。確かに高等知能の特徴ではあるが実は違(『あなたのなかのサル 霊長類学者が明かす「人間らしさ」の起源』フランス・ドゥ・ヴァール)。知能という点で考えると「相手を騙(だま)す」ところに真の人間らしさがある。
    https://sessendo.blogspot.com/2021/04/blog-post_27.html
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    投稿日:2021.04.27

  • かざぐるま

    かざぐるま

    何か一般人が参考になる金持ちになるための法則が書いてあるのかと思いきや、開業医の税制、保育園認可の仕組み、官僚の天下り等が記載されており、ジャーナリストが書いた週刊誌の記事を読んだ気分。暇な時に30分以内に読む読み物。続きを読む

    投稿日:2020.02.11

  • yasz

    yasz

    令和初の夏休みの部屋の片づけをしていて見つけた本です、記録によれば昨年(2018)末に読み終わっていたようです。過激なタイトルが付けられていますが、私は「私の知らない」というように解釈しました。

    持ちが悪いのではなく、金持ちは「お金」を大切にするので、それを税金などで取られるのを、法律に従って少しでも少なくしようと努力している、とも考えられます。お金持ちというと、日本ではあまり良いイメージではないようですが、お金や資産を大事にすることはい見習うべき姿勢と思います。

    私がどの程度、この本に書かれている内容を活用できるかは不明ですが、元国税調査官で、私も多くの本をすでに読んできている大村氏の本であるので、いい加減な内容では無いと思いますので、参考にしたいです。

    以下は気になったポイントです。

    .・巷に流れている金持ちになれる方法は99%役に立たない、資産を激増させている人々は、まったくそれらを読んでいない。別の理由で金持ちになっている、それは普通の人ではけっして真似ができる内容ではない(p17)

    ・投資で素人が大儲けすることはほとんどない、年間収益率が5%を上回れば相当な凄腕と呼ばれる(p22)

    ・日本のミリオネアは200万人とされているが、その中で新興企業の社長の占める割合は1%にも満たない、今の日本では新興企業が全く育っていないから。既得権益と規制があり新規参入はとても難しい(p24、28)

    ・億万長者の激増を隠すために、長者番付は廃止された(p36)

    ・地主さんの大半は、農家(元農家を含む)である、農家が自分の土地(農地)を宅地化し、マンションなどを建てて不動産経営をしている。戦後の農地改革では、北海道以外の農家は最大3町歩(約3ヘクタール)の農地所有を許されている(p43)

    ・農家の場合、農地を自分の親族に相続させる場合「相続税猶予」という特典がある、農地を相続して20年間農業を続ければ相続税はゼロ、そのあとは農地をどうしても自由(p46)

    ・開業医の場合、再診料も大病院に比べて高く、特定疾患療養管理料(高血圧、糖尿病、がん、脳卒中など)を請求することができる。社会保険診療報酬の72%は経費で認められる。昭和29年当時、診療報酬を十分に払えなかったので、暫定的にその措置をとったが残されている。これを日本医師会が守ってくれている(p59、60、63、66)

    ・2017年に大幅改定された確定拠出年金は、税制優遇控除が大きく、掛け金はすべて課税所得から控除できる。しかし口座開設時、毎月の維持料、給付時にも手数料がかかる(p83、87)

    ・マルサは、資本金1億円以上の大企業に踏み込んだことはほとんどない、1億円以上の追徴課税が見込まれ、また課税回避の手口が悪質だった場合に入ることになっている(木)107)

    ・補助金の出る認可保育園をつくろうと思えば、一定以上の敷地を持ち、従業員は全員保育士の資格を持っている必要があり、給食設備を自前で必要となる。このハードルが待機児童問題の根源である(p141)

    ・共産主義が崩壊したのは、彼らの社会が平等だったからではなく、むしろ不平等だったから。労働者の平均所得の半額の最貧困層が、3576万人もいあた。貧困層と合わせれば35%(p168)

    ・財界は、消費税導入とともに法人税と高額所得者の大減税も働きかけ、これを実現させている。1997年の消費税増税は10兆円あったが、その全額が法人税と所得税の減税分で吹っ飛んだ(p177)

    ・ピーク時の1990年には780万台だった国内自動車販売数は、2017年には519万台まで、33%のダウンである。これは日本人の収入源が大きく関係している。

    2019年8月18日作成
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    投稿日:2019.08.17

  • とだむし

    とだむし

    金持ちが金持ち続ける理由が具体的に明かされていて面白い

    開業医・保育所が金を持ち続ける理由や経団連絡みの労働法や、消費税が金持ちのためのものなど、読むと暗くなるけれど向き合わなければならない事実が書かれている。続きを読む

    投稿日:2019.07.29

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