【感想】内調特命班 邀撃捜査　〈新装版〉

3人が使うそれぞれの拳法が同じルーツであるという事を民俗学を通して証明して行く過程が緻密で良かった。敵との戦いがあっさりしていたが一瞬で勝負が決まることは往々にしてあると思うので問題なし。

米国テロリスト対３人の武術家（うち１人は大学講師）！しかも彼らを結ぶのは古の武術！いやあ、奇想天外で面白いじゃないか。今野さんの初期作とのことで、割と堅めなところもあるけど、キャラが結集するとスピード…感あふれて痛快である。うまくアレンジしたら映画でできそう。続きを読む

内閣情報調査室の陣内が3人の武術家をリクルートして、米国が日本に送り込んできた3人のテロリストに対抗するという話。
てっきり警察物とかスパイ物かと思って読み始めたら、武術物だった。と思ったら、もともと…「犬神族の拳」というタイトルだったものを、新装版を出版するのにタイトルも変えてしまったそうだ。もとのタイトルの方がいいと思う。
武術についての説明や、3人の武術家が揃うまでの話が長すぎる感じがした。続きを読む

陣内平吉？ん？どっかで見た名前⁉︎碓氷弘一シリーズにも出てたよね。
陣内さんがいれば日本は平和、私達は安心して暮らせます。