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河田小龍, ジョン万次郎, 北代淳二, 谷村鯛夢 / 講談社学術文庫 (8件のレビュー)
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総合評価:
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ポエミ
ジョン万さんすごい。 奇跡の出会い、旺盛な好奇心、惜しみない努力、捨てない希望。ジョン万さんは本当に素直な心を持ってたんだろうな。 そのあとのペリーのくだりや、勝海舟たちとアメリカ行く話も詳しく知り…たい。続きを読む
投稿日:2023.02.11
ヴィーナス綾子
このレビューはネタバレを含みます
「漂巽紀畧」は「ひょうそんききゃく」と読む。 「巽(南東)の方角に漂流した記録のあらまし」というほどの意味とのこと。 ジョン万次郎については、漂流してアメリカに暮らし、帰国後身につけた英語を教えて明治の人材育成に貢献したとしか知らなかった。 その漂流からアメリカ暮らしについて生き生きと語った記録。 驚いた点、はじめて知ったこと ・当時漂流した日本人がジョン万次郎一行以外にもたくさんいたこと。 ・鎖国していることが、ときに上記の日本人の帰国のハードルになったが、帰国した者もたくさんいたこと。 ・無人島や海の上の漂流生活でも年単位で生き延びた人がおり、そのようなことができること。 ・アメリカの船で太平洋の島から島へと航海しており、太平洋は一つのつながった世界なのだと感じたこと。また、世界一周も船乗りにとっては特別なことではないのだと感じたこと。 ・10年アメリカに住んでも、日本に帰りたいと思い続けていたこと。 ・この本が、土佐藩の上層部の必読書となり、他藩にも提供されたこと。 自分がジョン万次郎の立場だったら、できるだけアメリカに馴染んで暮らそうするのではないかと想像した。男女の違いもあるかもしれない。 日本に帰りたいと思い続けた、その心のうちについて聞いてみたいと思った。
投稿日:2023.02.01
akamasaboom
ジョン万次郎らの漂流から帰国までの10年を彼らの話をもとに書き起こしたもの。当時の風俗や考え方、生き残るための力を感じた。諦めない心と対応力が重要。
投稿日:2021.09.08
m0913
本人から聴き取りして書き留めただけあって、正確だと思われる。文章の表現なのか、聴き取っているバイアスなのか、読んでいて風景がよぎる気がした。
投稿日:2021.05.09
ザ・ロープ
「漂巽紀畧(ひょうそんきりゃく)」は、 1841年(天保12年)の正月5日の午前10時頃から小舟で出漁した5人の土佐の漁師が、時化にあい遭難するところから10年間の記録が収められている。 同時代、18…41年の捕鯨船「チャールズ・モーガン」のキット(モデル・シップウエイ)を組み立てていると、「そうじゃない、こうですよ」とジョン万次郎から言われそうな気分になります。 この本をもとにしてNHKの大河ドラマを作ってほしいくらいです。老いたジョン万次郎の回想をアタマ出しにしながら、当時の日米の工業力の差を示す構成で進めば、一年でも足らないドラマになるのじゃないかなぁ続きを読む
投稿日:2020.01.11
ブクログスタッフ
2/13NHK総合ひるまえほっとで中江有里さんが紹介 ジョン万次郎10年にわたる奇跡と苦闘の漂流記!大きな話題になっています。
投稿日:2019.06.19
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