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大野英士 / 講談社選書メチエ (2件のレビュー)
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総合評価:
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osawat
このレビューはネタバレを含みます
2つのオカルティズム・魔術。一つは高等魔術でピュタゴラス、アリストテレス、ヘルメス文書に遡り、占星術・錬金術・魔術の流れ。もう一つは、中世ヨーロッパの農村社会での、ヨーロッパとは異なる文化伝統をも横断する形で民俗的呪術・魔術の層。
投稿日:2019.02.18
toca
一言で纏めると『オカルトの歴史』なのだろうが、現代日本のサブカルチャー(アニメ、漫画、ライトノベルといった類の)まで包括しているものは珍しいのではないか。 論が進むにつれ妙に『ムー』的になって行くのが…色んな意味で面白くてつい一気に読んでしまった。 以下は本書の内容とは全く無関係のツッコミ。 終盤、本文中に『由貴香緒理』『天使禁漁区』というタイトルが出て来るが、正しくは『由貴香〝織里〟』の『天使禁〝猟〟区』である。同じ講談社の『ARIA』で描いている漫画家の名前と代表作のタイトルに盛大な誤植があるというのはちょっと恥ずかしいぞ。 終盤のサブカル絡みの論は面白かったので、誤植で現実に引き戻されるというのは残念である。続きを読む
投稿日:2018.12.16
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