新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
恩田陸 / 講談社タイガ (30件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
理科好き
七月に…と対になる話
七月に流れる花 と対になる話です。 必ず 七月… から読んでください。 ネタバレもあるし、状況理解が難しくなるので、 七月…は女子編、八月…は男子編です。 原因となっている症状…の実態が明らかになっていくことで、本当のテーマがわかって来ます。 続きを読む
投稿日:2018.12.01
報告する
"powered by"
桜餅
『七月に流れる花』ですっきり解決したかと思うと、本作で「夏の人」の正体が深堀され、林間学校の謎も明かされと、さらに面白かった。 恩田陸作品の現実離れしてるものの、ファンタジーとまではいかない独特の雰囲…気が楽しめる1作だった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 夏流城(かなしろ)での林間学校に初めて参加する光彦。毎年子どもたちが城に行かされる理由を知ってはいたが、「大人は真実を隠しているのではないか」という疑惑を拭えずにいた。到着した彼らを迎えたのは、カウンターに並んだ、首から折られた四つのひまわりの花だった。少年たちの人数と同じ数――不穏な空気が漂うなか、互いに疑心暗鬼をつのらせる卑劣な事件が続き……? 彼らは夏の城から無事に帰還できるのか。続きを読む
投稿日:2024.01.16
りへまる
文体が児童向け?みたいであまり合わなかった 展開が駆け足かつ予想できてしまうのでもう一つの対になる作品を読んでからにすればよかった…
投稿日:2023.01.19
薔薇蟲子
七月に流れる花、とは対となる物語。こっちはちょっとホラーっぽい。相変わらず、恩田さんは不安定な少年を書くのが上手い!
投稿日:2023.01.08
りん
七月…と対になる話だけど、全然異なる。七月…はファンタジーな感じだったが、八月…はホラーというか、ミステリー要素が高い。 カマキリがでてきた時点で、何となく想像ができたところもあるけど、七月…だけ読…んだだけなら美しい感じすらあったのに、180度見かたが変わった。続きを読む
投稿日:2022.12.08
馬南神空
「七月に流れる花」と対になる短めの長編。気にしてなかったのだが、読んでみると七月のネタバレらしい描写が続く。どうやら七月→八月の順で読むものらしい(そりゃそーか)。一応合理化はされるものの、異様な設定…の林間学校に放り込まれてしまった少年たちの、葛藤の物語。学年などへの言及がないのではっきりしないが、光彦の言動の描写からすると、少年たちと言うより、子供たちと呼んだ方が的確なのかも知れない。リアリティ無視の「学校」に閉じ込められてしまう少年・少女たちという設定は「麦の海に沈む果実」を思わせるが、何せ短いので、学校の異様さを際立たせるディテールの描写が簡潔で、酔う前に終ってしまう感じが少し残念。結末での「謎解き」も駆け足の感じで、とってつけた感が否めないですかね。まあ、七月を読んでみましょうか。続きを読む
投稿日:2022.10.29
サクラサク
このレビューはネタバレを含みます
7月に続き8月も読んでた。 表紙をみて「あの男の子の話だ!」と。7月に~の時に一瞬出てきた後、何も出てこなかったので、???って気になっていた男の子の話が読める♪と思って、読んでみた。 こちらは、切なすぎる。 というか、7月には気にならなかった設定が、8月を読んで、気になりまくってあまりストーリーを受け入れられなくなった。 読めば読むほど、何も知らされなかったミチルが切なすぎて、この城に来る子供たちが切なすぎて、なんでこの場にこの子達をケアする大人が近くにいないのか、謎過ぎた。親を失うこの巨大な喪失感を、子どもたちだけで過ごさせるって・・・。 コロナが落ち着かない中でのこの話は、ちょっとえぐられた。 コロナ禍じゃなかったら、もう少し落ち着いて読めたかな。
投稿日:2021.10.02
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。