【感想】カンガルー日和

村上春樹 / 講談社文庫
(300件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
68
93
87
12
1

ブクログレビュー

"powered by"

  • まいたけ

    まいたけ

    わずか数ページでも村上ワールドに引き込まれることに感嘆

    深い意味も切れ味ある示唆もないショートストーリーでも夢中になれる、文字を追うだけで気軽に楽しめる

    お気に入りは
    チーズケーキのような形をした僕の貧乏続きを読む

    投稿日:2024.03.30

  • 青葉

    青葉

    高校生のとき、現代文の教科書に村上春樹の「鏡」という文章が載っていた。小説なのかエッセイなのか分からない語り口で、授業中にこっそり最後まで読み、「これはおもしろいぞ」と思っていた。大学生になり、つい最近、『カンガルー日和』を手にとって読んだら「鏡」が入っていて、ああ、出会い直すことができたぞ、とうれしくなった。続きを読む

    投稿日:2024.02.26

  • K I K U S A N

    K I K U S A N

    予想外に手こずってしまった。短編集は嫌いではないのだけれど。そうか。村上春樹だからだ。
    物語の最後の一行が、どれもちょっとキザだなあ、と思った。

    僕の読書習慣の一端を。仕事の日は夕食後に本を読む。読みたくてページを開くのに、5秒を待たずに欠伸をしてしまう。まったく悪気はないのだけれど、いくらなんでも活字を見た瞬間の欠伸は、本に対して失礼だろう。毎夜のご無礼を申し訳なく思います。今夜は暖かだったので炬燵から出てソファの上で読んでみた。昨日読み始めた
    『カンガルー日和/村上春樹』
    の続きを。
    毎度のこと、予備知識を入れずにページをめくる…
    めくる…めくって…いるよな…?

    笑い声で目が覚めた。目が覚めた?風呂上がりの僕の奥さんが、文庫本を持ったままソファで眠りこけた僕に向けて、笑い声だけを残して2階に上がってしまった。おやすみくらい言いなよ。

    目覚めた僕は、少しだけ集中力を高めてページをめくる。“5月の海岸線”が気に入った。このまま最後まで読んでしまおうか。いや。続きは明日にしよう。

    でもって、ようやく読み終えた。

    さて。
    歯磨きして、風呂入って、寝ましょう。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.19

  • さち

    さち

    村上春樹短編集。1話10ページとかのほんとに短編どれもタイトルが良すぎるし、どんなに短くてもしっかりすぎるくらい村上春樹で。すげえよこの人。やれやれ。どうなっているんだい。

    好きだったのは「カンガルー日和」と「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」かな
    「チーズ・ケーキの形のような形をした僕の貧乏」も印象に残ってるけど意味わからん
    あととんがり焼のやつとかあしかとかカオスすぎる
    「鏡」は教科書に載ってたやつだったし、「図書館奇譚」は一個前に読んだ「不思議な図書館」だった!

    文章も内容もオシャレで意味わからなくてでも読めてしまうしおもしろい、村上春樹堪能できました。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.13

  • ゆう

    ゆう

    5年ぶり2度目を読了。とても短い短編を集めたものだが読みやすく面白い。久々に春樹ワールドに迷い込んだ感じ。また数年後読み返しても良いかなぁと思える文章は流石!

    投稿日:2024.02.10

  • pukuchans

    pukuchans

    久しぶりに村上春樹さんを堪能しました。
    どの短編も個性がありとても楽しかったです。
    最後の図書館奇譚はなんだか読んだことあるなと思ったら「ふしぎな図書館」でした。
    羊男はどこへ行ってしまったのか気になります。続きを読む

    投稿日:2024.01.17

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。