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三浦しをん / 中公文庫 (227件のレビュー)
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総合評価:
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まる
女4人の日常がほんわかと描かれていくだけかと思いきや、意外な展開に驚いたけど、最初から語りに違和感を感じてたので納得。 テレビドラマ化はすでにしているようなのでそちらも見てみたい。
投稿日:2024.04.06
フジこ
途中ファンタジー要素もありコミカル。 三浦しをんさんの作品にしては好みではなかったけど 私もこんな暮らししたいなぁ
投稿日:2024.03.28
たんば
不思議な関係性の女性達四人の同居物語。 性格も関係性もバラバラな四人の、生々しい生活に垣間見える思いやりがとてもあったかくて優しい。そして、舞台となる洋館のような家、皆で囲むごはん、季節の変化とともに…花見や花火を楽しむ生活、たまに起きるハプニングがとても羨ましく、自分も一員として加わりたくなる。(あの事件には遭遇したくないが) 思わぬ登場人物、展開が楽しくて、続きが気になる!続編が出ないかなと期待するけれど、とりあえず今は、私の想像の中で四人"たち"に幸せに暮らしてもらう。 続きを読む
投稿日:2024.03.17
summer
三浦さんの描く人間関係は、寄り添い過ぎない距離感で、ほんのりと温もりを感じる事ができて大好きです。どんな境遇の登場人物に対しても、平等な描き方…とでも表現したらいいのか。淡々としているようで、終盤は物…語の展開も大きいので、読み応えがありました。続きを読む
投稿日:2024.02.22
K
1つの家で暮らす4人の女たち(母娘と、娘の生徒2人)の半年間の日常。だらだらと読めるドラマで、ぜひドラマ化してほしいと思える、そんなほっこりする瞬間、ドキドキする瞬間が散りばめられている。ただ、女が4…人集まったからといって常に恋愛トークに花を咲かせているわけではない。むしろ恋は多くないほとんどが中年・更年期の女たちである。ただ、少ないながらも出会う人のありがたさ、一期一会を滲ませている。 一番大きなテーマは、家族の形と父親であろう。のほほんとした物語の中で、その主題がどんよりと光っている。 ただ、読んでいて驚いたのは、突然予期していない登場人物が話し出すシーンがあること。(ネタバレを避けるために、細かい言及は避ける)あまりに突然で、読者はちょっと置いていかれる。心しておいた方がいいかもしれない。 それがあったとしても、息抜きにクスと笑えて楽しいドラマだ。続きを読む
投稿日:2024.02.17
coyamayaco
途中で語り手がカラスになる場面がある。なるほどだから表紙がカラス。気高きカラスの王風味なのに、建て替え反対運動に協力してくれる実は世話焼きカラス。 DVストーカー男を美化する描写がでてきたら読むのを…やめようと決意していたけど、雪乃のおかげで最後まで読めた。 雪乃みたいな友達いいな。憧れる。 老後の理想形のひとつだと思う。 気の置けない同性の友人とルームシェア。一人の時間も必要だけど、くだらない話を聞いてくれる相手もほしい。 お互いの距離感が同じというか。お互いを縛り付けるものは何もないというか。理解不能な領域があっても流せてしまう自由な関係。まずね、そういう関係の相手が存在するかどうかなんだけど。ヤマアラシのジレンマ状態続くよね。 鶴代と佐知の関係。親からみたら子どもはいつまでたっても子どものままなんだなあ。なんだか危なっかしくて、そこがまだまだ可愛くて。そして子どもからみたら親はうっとうしくて、でも邪険にできない。 鶴代の年の取り方も羨ましい。鶴代のように心身共に元気な老人になりたい。 山田さんはなんなんだろうね。 それから佐知のお父さんね。なんなんだろ。 昭和時代の「男は外で稼いで、女は家庭を守る」という考え方は、女性だけでなく男性も苦しめる。本当にそう思う。こうあるべきに捕らわれると、誰も幸せにならないな。失ってから気づいても遅いよ、神田くん。続きを読む
投稿日:2024.02.11
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