【感想】論証のレトリック ──古代ギリシアの言論の技術

浅野楢英 / ちくま学芸文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • tksych

    tksych

    このところ受けている講義の繋がりで、「論理学」について徐々に興味を持てるようになってきた。まともに学ぶには私の知力では、到底、続けられそうにないが、この本によって、少しでも近づけたように思う。

    近代以降、爆発的に増えた「言葉」の量ではあるが、一方でその基盤、それらを操る技術、言葉の質は高まっただろうか?いやむしろ、古代アテナイ民主制の時代から、言論の質については、大きな課題があったようだ。

    本書では、アリストテレスの偉大さを改めて実感した。同時に、ソフィスト思潮から始まる古代ギリシア哲学全体の言論空間の豊かさにも触れることができた。

    「知彼知己、百戰不殆」まずは本書の内容から丁寧に理解することから始めたい。

    納富先生の巻末解説も感動した。
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    投稿日:2022.01.10

  • oldcat31

    oldcat31

     結局レトリックが何かは、よくわからなかった。物事は一面的にとらえるのではなく、徳と教養や論理的思考から、他人からの情報や言葉も疑って、自分でよく考えを巡らせよ、ってことかな。

    投稿日:2020.09.30

  • masaximum

    masaximum

    哲学の中での論証。
    古代ギリシアの哲学者。特にアリストテレスを紐解く。
    ギリシア哲学をもっと知ろうと思う。すでに忘れてしまったことも多いしね。

    投稿日:2019.02.03

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