【感想】「片頭痛」からの卒業

頭痛とは、が少し分かった
しかし患者の頭痛証言の記載が豊富で、読んでいると頭が痛くなる気がしてくるのは参った
とにかく騙されたと思って頭痛体操はしばらく続けてみようと思う

　読みやすかった。
　対処療法ではなく、根本的解決をしようとしてくれている本だった。

　偏頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛が3大頭痛でそれぞれ痛みやしんどさに特徴がある。
　他の疾患からの頭痛も疑う必要…あり。

　頭痛にも色んな種類があること、それによって対処法も違うこと、結局頭痛も生活習慣を正すことから始めなければならないことがわかった。続きを読む

片頭痛に悩まされてますが、片頭痛のメカニズムや予防する為の体操が載せてあったり、大脳生理学の研究では片頭痛に安らぎを与えるのは緑色と言う研究報告がなされている事等、これまでの研究でどんな事が解明されて…きたかを知っておくだけでも心強くなれるので、片頭痛持ちの人は一度は読んでおく事をお勧めします。

セロトニンが…と小難しいそう話だけではなく、
片頭痛と偏頭痛の違い、聖パウロ、後白河上皇と言った歴史上の人物の片頭痛にまつわるエピソードや樋口一葉や芥川龍之介『歯車』と言った片頭痛を題材にした小説の紹介まで、これであなたも片頭痛通！？
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頭痛には悩まされてきました。今も漢方を飲み続けてます。でも、最近回数が少し減ってきたかな。
本のタイトルのように卒業したいと思い、手に取りました。スマトリプタンに対する恐怖がやわらぎました。
我慢せず…、必要なタイミングで飲もうと思います。体操も気がついたらやるようにしています。
とても勉強になりました。続きを読む

★2018年10月14日読了『「片頭痛」からの卒業』坂井文彦著　評価B+

私が小学校以来悩まされている頭痛。私の場合は、片頭痛と緊張型頭痛の二つを煩っている。
私は2008年の中国駐在前に頭痛専門医…にかかり、原因が判明して、その対策とゾーミッグというトリプタン系の高ーい薬を頂くことで、頭痛の為に吐いてしまうことはなくなり、９５％はこの薬を飲めば痛みはなくなっているので、現代の医学の進歩を体感している。
タイ駐在時には、あまりの頭の痛さから、日本への出張フライトを諦めようか思ったことを考えると隔世の感を強くする。

この本はそれらの頭痛の原因と対処法を素人にも分かるように最新の研究を踏まえ解説、また日々の坂井氏が考案した体操も載っている。

片頭痛のプロセス
体のリズムや環境の変化→セロトニンの消費と枯渇→三叉神経が興奮→CGRP（カルシトニン遺伝子関連ペプチド）放出→血管拡張・炎症→片頭痛発生続きを読む