【感想】大学1年生の歩き方 先輩たちが教える転ばぬ先の12のステップ

トミヤマユキコ, 清田隆之 / 左右社
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
7
3
1
0
0

ブクログレビュー

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  • かみのこのあやと

    かみのこのあやと

    このレビューはネタバレを含みます

    4月から始まった大学生活の不安を解消させるために読ませていただきました。

    月ごとに分けて2人のアドバイスが掲載されていました。
    ただ、12か月分すべて読むことで今からでも気を付けることができそうなことがあったため、一気に読むと、よりこの本を活用できると感じました。

    メールやLINEの言葉遣いに気を付けるという点が、いままで私の中でほとんどなかったので今後、失礼のない文章を作ることを強く胸に刻んでいきたいです。

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    投稿日:2023.04.27

  • りえぽん

    りえぽん

    大学入学に関して、ドキドキよりも不安が大きいタイプの人にはぜひオススメしたい1冊。
    いきなりたくさんの知らない人に囲まれ、なんなら知らない土地でイチからスタートする人も多い、大学1年生。
    友だちできるかなぁ、サークルなに入ろう、履修ってなんだーーー!!!
    という人が、大学生活の予習をするにはもってこい。
    そんな具体的な不安解消で始まったかと思えば、全編通して見ると、「大学時代に、自分という人間と向き合うこと」の大事さを伝えてくれる本でもある。
    1年生でなくても、大学時代にモヤモヤ悩んでいる人には、たくさんのヒントがあるかも。
    その「モヤモヤ悩む」のも、大学生の特権。
    紹介されている本や映画、マンガも、時間のある学生時代に見ておきたい。
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    投稿日:2023.04.24

  • University of the Ryukyus Library

    University of the Ryukyus Library

    【琉大OPACリンク】
    https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB23444671

    投稿日:2022.03.30

  • ハチハム

    ハチハム

    〈「キラキラ大学生」を目指していない系大学生のための手引〉

    大学の新入生専門のマニュアル。
    と言っても堅苦しくなく、あれをしろ!こうしろ!と指示しているわけでもなく、2人の著者自身の大学時代の黒歴史を晒しながら、大学ではこんなところに気をつけてねとエッセイ風に指南してくれます。
    著者はお二人。
    一人はトミヤマユキコさん。日本の文学研究者、ライターさんです。専門は少女マンガ、日本近現代文学。早稲田大学で助教を務めた後、現在は山形の東北芸術工科大学芸術学部文芸学科で講師をされています。著書に『少女マンガのブサイク女子考』などがあり、少女漫画を中心に研究されていますが、最初の著書は「パンケーキ」に関するものというユニークな経歴の方です。
    もう一人は清田隆之さん。人々から「恋バナ」を聞き集めている「桃山商事」の代表を務めています。様々な人からの悩み相談に耳を傾け、それをコラムやラジオで紹介されている、こちらもユニークな経歴の方です。

    まえがきにこう書かれています。
    "本書は「学生生活に失敗したくないけど、キラキラ大学生になりたいワケでもない大学1年生」に向けて書かれた本です。"
    この本はまさに地に足をつけて大学生活を送るための一冊です。

    中学高校は、学校や教師側が用意した行事やイベントをこなすだけでなんとなく思い出ができます。
    一方大学は、それよりもはるかに自由です。自分で講義を選び時間割を組み、部活やサークルに入るも自由、バイトに勤しむこともでき、夏休みは滅茶苦茶に長い……と自由度は一気に上がります。これまでは予め決められたスケジュールと同学年の集団(クラス)、教科書がありましたが、それらを自分で取捨選択することになります。もしくは大学生活を教えてくれる「教科書」そのものがない場合も、そして、それを事細かに教えてくれる人はいるとは限りません。
    この本は、そのような世界に急に投げ込まれた大学新入生に向けて、陥りやすい失敗を混じえながら12ヶ月分のステップを紹介してくれます。

    例えば「自分の居場所を複数化しよう」「(大学デビューでのキャラクターから)キャラリセットするタイミング」「『色恋だけではない男女関係』を築くためには」などがトピックとして挙げられています。

    読みながら、自分自身の大学生活での過ち(黒歴史)を思い出しました。なんで人の話が聞けなかったんだろう。なんで正論を言えば相手のためになると思っていたんだろう。なんであんなに嫉妬にまみれていたんだろう、と。

    筆者の二人は大学を「多様性」の場所として捉えています。真面目な学生もいれば、不真面目、ダメ、ちゃらんぽらんな学生もいる。色んな学生がいて、それを受け入れる許容感がある場所が大学であると言っています。
    それは、お二人(特にトミヤマさん)が大学生活での失敗から立ち直れなかった学生を何人も見ているからこその思いだと感じました。
    この本は「倒れてもいいじゃないか。そして立ち上がれなくてもしょうがない、匍匐前進でも前に進めればいいじゃない」と「転んだ先」のことも考えて応援してくれます。

    個人的に、トミヤマさんの「初めてお付き合いする相手をつくるためにしていたこと」、そして清田さんの「大学生が陥りやすい恋愛の失敗、特に男子学生への厳しい言葉」は印象に残りました。社会人になっても同じような過ちをしている人は見かけているので、肝に命じておきたいです。

    この本はで出てくる「次にやるべきタスク」を紹介してくれるものではありません(むしろこの本ではそのような"受験型モデル"の危険性も指摘しています)
    ただ、この本には、大学生活という広大な土地のマップと「この先の洞窟には魔物が住んでいるんじゃ……」と重要な情報をそれとなく教えてくれるキャラクターの言葉が載っています。

    コロナ禍もあり、新しい環境に飛び込む不安に更に不安が積み重なっている状況です。ですが、大学に入る方がこの本片手に大学生活をサバイブし、充実した生活を送れることを応援しています。
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    投稿日:2022.03.06

  • ho6ho6

    ho6ho6

    大学1年生の私を柔らかくしてくれた一冊。
    この本に出会えたおかげで、プライドとも呼べないような変なこだわりが打ち砕かれて、人生をシンプルに捉え直せた。

    投稿日:2022.02.15

  • かわうそぉ

    かわうそぉ

    このレビューはネタバレを含みます

    大学1年生で出会えて良かった!!
    自己投資を惜しまない!!
    自分は何を必要としているか、どう生きたいのかといったものと直結し、ときに可視化させるものがお金の本質!お金に対する考えを養っておく。
    不真面目でも、正しくなくても、それなりに生きて
    いける。
    大学生活は何度でも仕切り直せる!失敗に怯えているひまがあるなら、失敗しても立ち直るための技術を磨く!

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    投稿日:2021.04.28

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