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アンドレ・アシマン, 高岡香 / マグノリアブックス (50件のレビュー)
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純白
映画では情景綺麗だな。音楽いいな。この世界観好きだなって感じてた。それもそのはずで原作ではこれでもかってくらいエリオの言葉(心情)が出てくるけど、映画ではそれがほとんどない。そもそもエリオは心の中では…キャパオーバーなんじゃないかってぐらいの情報量で溢れているのに、言葉に出すのはほんの少しだけ。だから傍から見たら映画のように言葉が少ないんだろうな。 でも原作ではエリオの思春期特有の感情のぐちゃぐちゃ状態が延々と描かれていてそれがまた良かった。そしてエリオの感情の解像度がすごい。思春期って漠然とした不安に駆られたりして、それを言語化するのってすごく難しかったりするけど、そういう葛藤とか苦悩を17歳でここまで言語化できるのすごい。 理屈っぽくて皮肉的なところも含めて、今まで読んできた小説の人物の中で一番好きかも。 君の名前で僕を呼んでというのは、相手が自分の半身になること。一つになること。 時間が経ってもそれは変わらなくて、オリヴァーとエリオはずっと一つのまま。 君の名前で僕を呼んでって、誓いみたいで良いな続きを読む
投稿日:2024.04.12
鮫
映画が好きで、原作も読みたいと思ったのがきっかけでした。私の場合、映画から入ると、映画のシーンと本の場面がリンクして、本を読みながら映像化するのが捗るので、映画→原作の順で辿るのが好きです。 2人の…心のすれ違いや、どこまでが本心なのだろう、と考えながら読み進められるのがとっても楽しいです。 本の途中では哲学的なお話が登場するのですが、それの解説を見ながら読んでいくのと、知識が増えて面白かったです。 次作がまだ読めてないので、そろそろ読みます!続きを読む
投稿日:2024.03.21
パー子
このレビューはネタバレを含みます
映画が好きで原作も読みたくなった。 映画にはないシーン盛り沢山だったが、私の好みではなかった。 物語は大きく四つに分かれており、第1章はエリオの独白のようなもの。オリヴァーが物語に登場して2人の話が動き出すのは第2章から。 映画同様、ラストはなんとも言えなかったが、エリオが次の恋愛に進んでいるようで安心した。続編小説も購入したので、時間があればそちらも読みたい
投稿日:2024.02.27
神宮寺都
同名映画の原作本。続編『Find Me』が発売中ということで、店頭に並んでいた。 映画は2018年4月日本で公開され、2018年ゴールデングローブ賞作品賞、主演男優賞、助演男優賞、加えてアカデミー賞作…品賞、主演男優賞、脚本賞、歌曲賞にもノミネートされたという。続きを読む
投稿日:2024.01.25
ミケ子
色んなかたの感想を読んでいたらもう一度、読みたくなりました。 異国の風景をイメージしながら読みました。 夏の一時、冷たい川の水や、太陽の降り注ぐ道、他にもいっぱいあるのですが、やめておきます。 続編も読んで…ちょっと泣いてしまった。 大好きな本です。
投稿日:2024.01.13
えりっく
もし君がすべてを覚えているなら、本当に僕と同じなら、明日出発する前、タクシーのドアを閉めようとするとき、ほかのみんなにさよならを言ってしまい、もうここの生活について何も言うことがなくなったとき、一度だけでいい、冗談めかしてでも、ふと思いついてでもいいから、振り返って僕を見て。僕たちが一緒にいたとき、君のそんなしぐさが僕には大きな意味があったんだ。 そしてあの時みたいに僕の顔をまっすぐに見て、視線をとらえ、そして、僕を君の名前で呼んで。
投稿日:2024.01.07
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