【感想】約束の力

山崎康晃 / 飛鳥新社
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • poron330

    poron330

    ハマスタで最も盛り上がるのはヤスアキジャンプである。
    山﨑康晃が人を魅了するのは、彼の実力だけでなく、その人間性も大きな要素である。
    その人柄は、氏の家庭で培われたものも大きいのではないか、そんなことがこの本を読めば感じられるだろう。
    実際サインをこれほど気さくに書いてくれる選手は少ない。
    地元のヒーロー森本稀哲に憧れ、帝京高校で甲子園に出場するも、ドラフトにかからず落ち込むが、亜細亜大学で監督に4年後ドラ1指名を約束され、厳しい練習に打ち込み、ベイスターズに1位指名を受ける。
    初年度からベイスターズに欠かせぬクローザーとなった。
    東京オリンピックでもハマスタでのヤスアキジャンプは、全世界に放映されることだろう。
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    投稿日:2018.05.25

  • ganw

    ganw

    ファンだからね。面白いよね。
    ヤマヤスの優しさ、感謝の気持ち、いつもの笑顔の裏にある決意。いろんなことが知れて、またヤマヤスを好きになる一冊。
    行間と余白が多すぎてさすがに星5は厳しいが…

    投稿日:2018.05.22

  • poporo-bookshelf

    poporo-bookshelf

    私はDeNAファンではないので山崎選手のことはドラフト1位で入って1年目からクローザーとして活躍している野球エリートであるという認識しかありませんでしたが、この本を読んで山崎選手の苦労や人柄の良さが良く分かりました。

    ①両親が離婚して苦労もしたが、母親を楽にするために野球選手になることを幼いころから決意したこと。
    ②帝京高校で背番号1をもらっても実質的には3番手で、高卒からプロに行けなかったこと。
    ③彼はファンサービスをプレーの一部と考えていて、自分の強みと自負していること(山崎選手も子供のころにプロ野球選手のサインをもらったことが、野球選手になれたとかたっています)。
    ④常に感謝の気持ちを忘れずに、リリーフカーから降りる時にはリリーフカーの運転手に肩を叩いて「ありがとう」と一声掛けてから降りる。また、裏方さんへの気遣いも忘れないこと。
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    投稿日:2018.04.29

  • mura-mi

    mura-mi

    このレビューはネタバレを含みます

    子供向けに内容が薄いんじゃないかと思っていたら,大人でも読み応えのある内容だった.

    「子供に夢を与えたい」という趣旨のもと子供を念頭に入れた文章でありながら,両親の離婚や,これまでのメディアではほとんど触れられていない父親との間を繋いでいた話や,2年目の夏場には十二指腸炎になっていたがチームメイトには何も言わなかったことなど.
    それでいながら康晃ならではのアイドル顔負けなおちゃめな要素も抜かさず,非常に完成度が高いかなと思った.

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    投稿日:2018.04.08

  • mitu310

    mitu310

    「小さな大魔神になります!」

    横浜スタジアムの9回表。
    超満員のファンが大歓声と「ヤスアキジャンプ」で彼を迎え入れる。
    ハマの若きクローザー・山﨑康晃がリリーフカーに乗って登場。
    熱狂と興奮で、横浜の空が青く染まる。


    侍ジャパンにも選出された彼は、波乱万丈の道を歩んできた。

    小学校3年生時に両親が離婚。
    母は昼も夜も働きながら、2人の子供を育て上げた。

    その母に彼は誓う。
    「プロ野球選手になって恩返しをする」と。

    地元荒川区の英雄・森本稀哲に憧れ帝京高校に進学。
    エースナンバーをつけるもドラフト漏れ。

    その日から4年後への新たな挑戦が始まった。

    亜細亜大学に進学し、よき指導者、先輩、同僚の中で、人間力も身につけていった。

    2014年ドラフト会議で、横浜DeNAベイスターズから念願の1位指名。

    新人王。
    オールスター出場。
    そして、日本シリーズ。

    勝利と挫折の中で、確かに大きな何かを掴んできた。

    挑戦し続け苦難に挑み続ける中で生まれる、太陽の輝きの如き笑顔。

    徹底したファンサービスも彼のもうひとつのマウンドだ。


    母との約束。
    恩師との約束。
    そして、自分との約束。

    誓いを果たしゆく中に、栄光の頂に必ず辿り着ける。
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    投稿日:2018.03.28

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