【感想】冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた 1

門司柿家, toi8 / アース・スターノベル
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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  • 景色や生活感が目に浮かぶ良作

    なんで書名をこれにした。とつっこまざるを得ない作品。
    内容はそのまんまそうなのだけど。
    中身は読んでいて世界が目に浮かぶよう。
    ただの森の中、日暮れ時、早朝の描写でも、
    簡潔に、丁寧にその場面が書き出されていて、
    ゆっくり想像しながら読んでいたのに、あっという間に終わってしまった。
    転生チート異世界の知識でおせおせな書き物が多い昨今で、
    タイトルだけみて買っていなかったことを後悔。
    この雰囲気のまま物語が続くようなら何巻まででも買います
    続きを読む

    投稿日:2018.12.16

ブクログレビュー

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  • goya626

    goya626

    片足を失い田舎に引っ込んで農作業や村の作業に精を出して村人たちに信頼を得ているベルグリフは、山の中で捨て子を拾う。この子・アンジェリンは長じて都に行き、Sランクの冒険者となる。この父と娘のそれぞれの日常の描き方がいいのだ。どちらも、本当にいい奴らだ。最後に休暇を得て娘は還ってくる。二人の温かな物語。続きを読む

    投稿日:2023.07.30

  • lhankormhy

    lhankormhy

    日常系って感じだろうか。

    社会設定が、中世なのか近代なのか、中央集権なのか封建なのか、その辺がよくわからず戸惑っている間に読み終わってしまった。あと、アンジェリンはなんであんなへんなしゃべり方をするのだろう、気になる。続きを読む

    投稿日:2019.05.31

  • clamamus

    clamamus

    このレビューはネタバレを含みます

     この作品は、父娘の関係を軸に描いたライトテイストのハイファンタジー作品である。
     物語設定はタイトルの通りであり、昨今のラノベ業界の流行に則ったネーミングが行われている作品であるが、その内容は実に良質なジュブナイルだ。
     子を思う父の心と、親を慕う娘の心が活写されながら、情景描写もまた情感豊かに描かれている。ファンタジー世界の手触りが感じられる作品であり、児童文学などで描かれるような情感の豊かさがこの作品にはある。
     今巻の物語は「父親の元へと帰郷したい娘が、Sランク冒険者としてのしがらみによって帰れず苛立つ」という大変地味なストーリーラインになっているのだが、それでも読み進めるのが楽しい一冊であった。

     書き下ろし短編のさらりと描かれた親子の姿にせよ、表情豊かに描かれているイラストにせよ、総じて優れた作品であり、優れたネット小説の書籍化である。
     素直に星五つで評価したい作品だ。二巻以降も楽しく読んでいこうと思う。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.11.18

  • kina-koi

    kina-koi

    魔獣や冒険者のいる異世界でのストーリー。

    怪我で冒険者を引退したベルグリフは25歳で娘を拾う。
    成長したアンジェリンは都でSランク冒険者へ。

    たんたんと村でのベルグリフと、休暇を取れず魔獣退治に勤しむアンジェリンを交互に描く、どこかほのぼのした話。

    書き下ろし『小さな大冒険』アンジェリンが8歳、森で…。
    初回限定SS 『風邪引きお父さん』アンジェリン10歳、お父さんの看病な頑張る。
    続きを読む

    投稿日:2018.09.25

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