【感想】サクッと起業してサクッと売却する 就職でもなく自営業でもない新しい働き方

正田圭 / CCCメディアハウス
(16件のレビュー)

総合評価:

平均 3.1
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8
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ブクログレビュー

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  • monta928

    monta928

    15歳で起業し、その後シリアルアントレプレナーとして活躍する正田氏の本。

    直近炎上を繰り返したことで表社会からは姿を消してしまったが、15歳でSEO関連の起業、騙されたりしながらも売却した経験から、企業はもっと肩の力を抜いて、かつそれを売却することは当然の選択肢だということを教えてくれる。

    私たちは起業は一生かけて賢明に行わなければならないという価値観に囚われがちだが、そうしたものを打破してくれる良作。

    自分語りの部分は適当に読み流して、本論のみをかいつまんで読めば特に違和感なく良書として捉えられる。
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    投稿日:2022.07.14

  • hitomi

    hitomi

    もっと気軽に起業してもいいんだろうなあ、、と思わされる本。

    最も稼げる方法は会社を売却すること。真理。

    投稿日:2019.11.13

  • senooken

    senooken

    # 書評☆2 サクッと起業してサクッと売却する | サクッと売却する前にサクッと破産する内容

    ## 概要
    - 書名: サクッと起業してサクッと売却する
    - 副題: 就職でもなく自営業でもない新しい働き方
    - 著者: 正田 圭
    - 出版日: 2018-02-09
    - 読了日: 2019-10-16 Wed
    - 評価: ☆2
    - URL: https://book.senooken.jp/post/2019/12/03/

    ## 評価
    15歳で起業し,インターネット事業を売却し,M&Aサービスを展開後,TIGLA株式会社を設立・代表就任した著者により,新しい働き方が提案されていた。

    書籍の内容は,概ね以下の4種類の内容のように感じた。

    1. 会社を売ることのメリット
    2. 売却FAQ
    3. 企業に関するありふれた話
    4. 売却タイミング

    起業してその会社を売ることの良さを伝えたいだろうと感じた。ただし,書籍冒頭で編集者に起業自体がハードルが高いという指摘にある通り,起業自体がハードルが高い。

    冒頭でそのことについて書いてあったので,本文で起業について書いてあるかと期待したのだが,ほぼなかった。唯一参考になったのが以下だ。

    > ### p. 173 起業のアイデアはコピペでよい
    > 特別な才能を持った人だけが起業するわけではないし、世界を変える画期的なアイデアや独創性、創造力もなくていい。
    >
    > 起業するときは、まず儲かっている商売、成功している人の「真似」から入るのが正解だと僕は思っている。
    > ___
    > では、どう真似すればいいか?
    >
    > まずは身近なサービス、身近で儲かっている会社を探してみよう。
    >
    > 探し方にもコツがある。
    >
    > 上場企業の「有価証券報告書」や、それらをインターネット上で閲覧できる金融庁の「EDINET」がある。
    > ___
    > これで、儲かっている会社とそうでない会社を見つけていく。
    > ___
    > まずはこうして、真似したくなる会社や事業を探してみよう。
    >
    > そして、いいと思った会社やそのビジネスモデルを、積極的に真似していこう。
    >
    > すでに儲かっている会社の型を学び、半年なり1年なりその通りにやってみることで、この分野ならこう工夫しよう、この事業ではシェアを取れなかったけどここにニッチな需要がありそうだ、などと見えてくるものがあるはずだ。

    たしかに,既にうまくいっている会社を徹底的に分析して真似をするのはありのように感じた。もちろんこれもたいへんな作業だとは思うが。

    参考になったのはせいぜいこれくらいだった。起業するのは天才だけではないという著者の主張には共感するが,サクッと起業してサクッと売却するというのはやはり難しいと感じた。

    その他の部分については内容が薄くて,参考にならなかった。この書籍の内容で,書名のとおりに「サクッと起業してサクッと売却」は不可能で,サクッと売却する前にサクッと破産すると思った。

    ## 結論
    刺激的な書名で若干期待したのだが,ある意味予想通り内容が薄くて,参考にならなかった。

    こんな薄くて意味のない本をたくさん出すくらいなら,もう少し焦点を絞って具体的な内容の本を出してほしい。
    続きを読む

    投稿日:2019.10.16

  • akipii

    akipii

    現代ではSNS戦略が重要になってる。理由は、与信管理、コミュニティ作りによる顧客囲い込みに使われてるから。著者はSNSは嫌いと言うが、その影響力を無視する事もできず、なるほど、面白いな、と思った。

    投稿日:2019.06.29

  • たろさん

    たろさん

    筆者の過去の経験が中心。サクッと売却するメリットの記載やマインドブロックを解除する方法は書いてあるが、どんな事業でどのような経営をし、どのように売却するかの記載はないように思う。一言でまとめるとファイナンスの知識は重要ということ。続きを読む

    投稿日:2019.06.02

  • mysterymanbo

    mysterymanbo

    シリアルアントレプレナーを自称する著者による本ですが、内容を読めばサブタイトルの「ビジョンも理念も仲間もいらない」わけでもなさそう。
    そういうやり方もあるというだけの話で、起業化成功確率はあった場合と比較すればダントツに低そう・・
    また、タイトルも書かれている内容は、サクッと本書いてサクッと儲けるレベルでガッカリ。
    起業がそんなに簡単だというのなら、著者の起業化した実体験を1つ具体的に書いてもらった方がよっぽど参考になる。

    では、本書の具体的内容について少しふれておきます。

    学生にスピーチをするなら、「バイトをするな。その理由は雇われ癖がつくから」(P32)とのことですが、例えばフランチャイズの接客マニュアルやら社会経験などは学校では学べない貴重な体験だと思うし、起業家へのノウハウ蓄積という点でも全面否定するようなことではない。

    年収4千万円の結婚相手を探しているという自称美人の子の相談(P144)はヤラセの臭いがプンプンですし、それに対する投資家の回答も「私の年収は年々増えていきますが、あなたの美しさは年々劣化していきます」というのも出来過ぎ。

    本書で面白いと思ったのは、次の言葉。
    「起業するということは、自分が作った非上場企業の株式に投資するということ。金融商品で言えばハイリスクハイリターンな商品だ。起業を株式投資として考えれば、(自分のみが知っている情報が満載という意味で)究極のインサイダー取引だ。サクッと起業してサクッと売却が儲かる理由は、これが超合法的インサイダー取引だから」(P235)

    「自分の成長曲線が会社の成長曲線を超えたときが会社の売り時」(P236)

    本書を読めば、起業ってそんなに簡単なのかと信じてしまいそうになる怖い本でもあるので、自己責任で。
    続きを読む

    投稿日:2019.04.07

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