親鸞と日本主義(新潮選書)

中島岳志 / 新潮選書
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
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ブクログレビュー

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  • spica2015

    spica2015

    中島岳志さんの本を全部とは言わないまでも読み続けていて、この本はトークイベント&サイン会にも行った。もう1年以上も前になる。
    浄土真宗、親鸞聖人、歎異抄への関心も割とあり、「愛国と信仰の構造」もとても勉強になったので、すぐに読み始めるはずが。
    中島さんの本の出版は続き、図書館で借りた本はさっさと読むのに、自分で買った本は…
    先月買った「保守と大東亜戦争」は読み始める前に行方不明になってしまった。
    続きを読む

    投稿日:2018.11.20

  • Minmo

    Minmo

    戦前の浄土真宗と国体論のつながり等、寡聞にして全く知らなかった。大谷派の論議は読み応えがあり、思想や宗教の危うさを感じさせる。力作だと思う。

    投稿日:2018.10.13

  • tosyokan175

    tosyokan175

    著者による「血盟団事件」を読んだ時に、宮沢賢治と5.15事件の青年将校たちに共通に流れる血としての日蓮宗を知った時、宗教が現実と交わる時に発揮する禍々しさにたじろぎました。本書では親鸞の教えの「他力本願」「悪人正機説」がいかに日本が戦争に突入する時のナショナリズムの形成に繋がっていったかを検証していきます。キーワードは「煩悶青年」。理想と現実の狭間に悩む自意識過剰の青年たちが「自力」に傷つき「他力」の赦しを求める青春が親鸞に出逢って救われていく、そんな一個一個の物語が激しく日本を神の国にしていくことが怖くなります。そして青春の悩みは性欲との葛藤。笑っちゃうくらいにこの本には自分の性欲を持て余す青年が登場します。もしかしたら第二次世界戦争に向かう日本も明治時代が赤ん坊時代だとすると青春まっただ中で、有り余る性欲をアジア大陸や太平洋にぶちまけたのかも、ね。そして放出してしまった青年らしく、戦後は何もなかったようにスルーってのも笑えるくらい。翻って、性欲の少ない現代の草食ニッポンが求める宗教はなんなんだろう?もとめるナショナリズムはなんなんだろう?と思いました。続きを読む

    投稿日:2018.05.31

  • おおきに!(smoneyb)

    おおきに!(smoneyb)

    日本主義を信奉した知識人、文化人の中には、深く親鸞の思想を研究したものが散見された。
    親鸞の思想がどのように日本主義に転換していくのか、いくつかの実例を挙げて検証している。

    投稿日:2018.03.19

  • milessmiles

    milessmiles

    親鸞の説く絶対他力の考え方が非常によく理解できたが後書きにあるように国体主義者が置き去りにした「平凡の非凡」こそがその根本にあるということを忘れずにいることが肝要なのだろうが、今の周囲を見るとき非凡であるが為に平凡を劣位に見、それを切って捨てるかのような利己的な言説が溢れている。親鸞の思想をもっと深く学んでみたい思いにさせてくれる著作でした続きを読む

    投稿日:2018.03.03

  • seasideorange

    seasideorange

    知識が追い付かず斜め読み。
     
    あとがきに著者は真宗大谷派の教学員を務めてらっしゃるとあり、本書の内容からすると良い意味で意外なことに感じられた。

    投稿日:2018.01.23

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