【感想】戦後SF事件史

長山靖生 / 河出ブックス
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 2.5
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ブクログレビュー

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  • いなえしむろ

    いなえしむろ

    タイトル通りの作品

     なぜか311に絡めて書いているが、普通の日本SF史。あまり面白くなかった。

    投稿日:2013.05.06

  • 油屋和助

    油屋和助

    このレビューはネタバレを含みます

    SFだけでなく、その周辺領域としてのマンガやアニメ、幻想文学やファンタジー、さらには現代アートや演劇まで戦後の様々な出来事が網羅されている。
    それだけに、書名にある「SF事件史」からはかなり内容が拡散してしまっている印象は否めない。どちらかといえば、副題の「日本的想像力の70年」の方が本書の主題と内容を的確に表しているといえよう。
    前作『日本SF精神史』が面白かった(評判も良かったようだ)だけに、散漫な感じの本書は残念。SFに絞るか、日本的想像力に主眼を置くか、どちらかに力点をおけば良かったのではないだろうか。

    【2012/2/22 追記】
    現在の「想像力の欠如」状況に至った過程とその理由が考察されていないのは残念。
    著者は80年代以降に隆盛を極めているTVゲーム(とその派生である携帯ゲーム)について触れていないが、安易に攻略本に頼る傾向と併せて、それこそが「想像力の欠如」に至る一因なのではないかと愚考する。

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    投稿日:2012.02.21

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