【感想】サンカとともに　大地に生きる

清水精一 / 河出書房新社
（4件のレビュー）

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総合評価:

平均 3.7

ブクログレビュー

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Meadow

穏やかな文書に書かれる衝撃的な内容に何度も驚愕した。学校では習わない世界。人生観が変わった。裸で大地に横たわりたい！

投稿日：2021.03.24
a0061878

三浦しをんさんのおすすめ本。清水精一は、寺で禅の修行をし、山に篭り、断食をし、貧民窟に入り、乞食にもなった。これらの経験を経て、乞食を社会に復帰させる活動を始める。80年前くらいに書かれた本を、現代仮…名遣いに改めたそう。読みやすかった。続きを読む

投稿日：2016.01.31
hosinotuki

このレビューはネタバレを含みます

清水氏の人生の軌跡とその思考の変遷、悟り。山に入って空腹のため松葉を食べたり狸に欲情したり、乞食の中に身を置いたり、なかなかにして波瀾万丈。特に、乞食（サンカ）についての記述が興味深かった。なかなか今に至っても、清水氏の望んでいたような社会にはほど遠い。
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投稿日：2013.02.02
スライダ

自序　1　生の疑惑　2　逃避の道　3　闘争修羅道　4　求不得苦　5　頭脳（知識）の世界　6　腹（智慧）の世界　7　禅を求めて　8　禅の修行　9　山に籠りて　10　断食　11　百軒長屋　12　乞食（行乞…）　13　乞食の群れにて　14　晴天人　15　同朋園
行雲流水　無動寺谷　すべてを超えて乞食になろう　一切放下着　円く練られた人間　続きを読む

投稿日：2012.09.13