【感想】南十字星共和国

ワレリイ・ブリューソフ, 草鹿外吉 / 白水Uブックス
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ユカ

    ユカ

    悪い夢とそれを見た人の話、あるいは誰かの見た悪夢そのもののような短編が揃う。昏く、その悪夢を呼び起こした現実もまた暗い。原書からのアルベルト・マルティーニの挿絵もとても良かった。

    投稿日:2021.03.20

  • ヨイヨル

    ヨイヨル

    レビューはこちらに書きました。
    https://www.yoiyoru.org/entry/2019/03/28/003518

    投稿日:2019.03.28

  • saigehan

    saigehan

    短編集。革命物はなんだかソローキンの欠片があちこちに見えた。ソローキンに比べると作者による読者への親密さがわかる。それ以外はビョーキもの。今も昔もビョーキの人の普遍さを確認。今の人と違い情報がない分、周りがあれこれ言わない分、安心して内側に籠ることができたようだ。ロシアの人って不器用で無骨?内側に囲いを作っていろんな物を投げ入れてる印象。そしてこじらせる。母親の実家にて、ごちそうを振る舞われてる感じした。作りなれてる料理を心を込めて振る舞う作者。1つ1つが田舎の郷土料理。続きを読む

    投稿日:2019.02.03

  • toca

    toca

    1973年に刊行されたブリューソフの短編集が、このたび、白水Uブックス『海外小説 永遠の本棚』で再刊された。
    ロシアというよりヨーロッパの怪談に雰囲気が近い。特に『鏡の中』や『いま、わたしが目ざめたとき……』などはホフマンが書いたと言われたら信じてしまいそうだ。
    逆に『防衛』や『姉妹』は非常に『ロシアっぽい』。
    不思議な作風だ……。原書にあった戯曲が割愛されているのは残念。戯曲も読んでみたかった。
    続きを読む

    投稿日:2016.03.27

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