盤上の向日葵

柚月裕子 / 中央公論新社
(259件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
66
113
50
7
1
  • 現代版「砂の器」を思わせる秀作

    「砂の器」を思わせる怨念劇はさすがだ。しかしながら登場人物はいがいと意外と類型的。
    後半もある意味裏切りのない展開。
    近親相姦のからむ「ひまわり」のイメージは鮮やか。

    投稿日:2017.12.31

  • 将棋の駒をモチーフにした作品

    作者の袖月さんは将棋の駒の生産地、天童在住の作家だそうです。
    将棋の駒をモチーフにした作品を作りたかったんでしょうね。
    新米刑事とベテラン敏腕刑事との丁々発止は代表作の『孤狼の血』を彷彿とさせます
    物語は現在と過去が交互に描かれ、絡まった糸が解けたところで納得のフィナーレへ。
    完成度の高い作品だと思います。
    続きを読む

    投稿日:2018.02.19

  • 将棋の裏社会

    麻雀放浪記のように、"真剣"(賭け将棋)の世界の描写がとても興味深かった。表の華やかな将棋の世界に対し裏社会とも言えるが、そこにはとんでもない天才がいても不思議じゃない。本来なら裏社会で生きたであろう主人公が、素敵な人物との出会いで成長し東大に進学するも、やはり裏社会と接点を持ってしまうのはやむなしかも。
    本作はミステリーというより、将棋の世界で生きる男達の物語として楽しめた。登場する将棋の戦術もなかなか面白かった。
    続きを読む

    投稿日:2018.03.31

  • 狂おしいほどの情熱

    藤井6段の活躍でも話題の将棋界ですが、奨励会というプロ養成の組織に入ってプロとしてデビューするには厳格な年齢制限があります。
    過酷な家庭環境の中で将棋の魅力にとりつかれた少年が主人公の一人として描かれます。何が過酷であったか、話を追うごとに明らかになるのですが・・・。
    そこには、自分の情熱が制御できずに苦しい人生を送ることとなったゴッホも描いた、向日葵というのが、話全体の大事なモチーフとなっていきます。
    殺人はあったのか、あったとしたらその理由は何か、警察小説としても楽しめます。
    星4.5という感じです。少し重たいですが、お薦めです。
    続きを読む

    投稿日:2018.04.01

  • 流石、本屋大賞受賞作

    物語の展開、読みやすさ等、流石、本屋大賞受賞作だけのことはあります。
    長編にも関わらず、最後まで飽きさせない作品です。

    投稿日:2018.08.15

  • 読み応えあり!

    将棋を知らない私でも、とても楽しめた。知ってたらもっと面白かったんだろうと想像がつく。ずっと主人公の生い立ちに、気持ちを持って行かれてて、とにかく彼の幸せを願って読んでいた気がする。あの結末に向かっていこことをわかってたような気もするし、わかりたくなかった気もする。読後に余韻が残って仕方ない。。。続きを読む

    投稿日:2019.07.15

ブクログレビュー

"powered by"

  • 1387229番目の読書家

    1387229番目の読書家

    満足度は、高い。圭介の幼児虐待を受けていた様子を想像して悲しくてやりきれなかった。唐沢夫婦の愛情に感激しました。

    投稿日:2020.08.31

  • kei

    kei

    このレビューはネタバレを含みます

    とても重たい話だった。

    上条の生い立ちが、あまりにも悲しすぎる。

    後半、更に追い打ちをかけられるような事実も判明して、読んでいても辛かった。

    ただ、構成としては、先が気になるつくりで、一気読みしてしまった。

    将棋のことはまったくの無知だけど、将棋の世界に興味もわいた。

    その後の話も読みたいと思った。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.08.30

  • ゆの

    ゆの

    双子の兄(小学校6年)が将棋大好きなのでおすすめされて読みました。
    将棋×刑事モノの設定が面白いです!

    投稿日:2020.08.18

  • pupunao99

    pupunao99

    将棋と警察物という設定が、まず面白い。
    読み始めてから、一気に読んでしまった。
    特に刑事コンビが、遺体とともに発見された将棋の駒を手がかりに捜査を進める様子と、少年期の上条と恩師唐沢との描写が、とても良かった。
    ただ後半、うまく感情移入できず、盤上に咲く向日葵も、よく分からなかったのが残念。
    続きを読む

    投稿日:2020.08.14

  • ranpage-22b

    ranpage-22b

    このレビューはネタバレを含みます

    一人の人間の人生を描くために事件を題材にしたような展開。事件解決のために操作を進めていく刑事目線と犯人の半生を過去から未来に向かっていくストーリー展開で徐々に引き込まれていく内容。
    殺人事件になっているため決して許されるはずがないという絶対的な正義があるのはわかるが、それでも別の結末を望んでしまっている自分がいた気がする。
    事件とは別にある時代の偉人となる人は想像以上の苦労と努力を重ねた上で到達しているところに自分も頑張ろうと思える内容だった。
    将棋のプロの偉大さ大変さが伝わってきた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.08.11

  • skellig

    skellig

    善人ではないけど、結構東条の生き様が好き。大変な状況の中をどんな手を使っても生きていく強さとか、そんな自身を達観して見ているような雰囲気とか。

    投稿日:2020.08.06

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。