盤上の向日葵

柚月裕子 / 中央公論新社
(206件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
55
87
38
7
1
  • 現代版「砂の器」を思わせる秀作

    「砂の器」を思わせる怨念劇はさすがだ。しかしながら登場人物はいがいと意外と類型的。
    後半もある意味裏切りのない展開。
    近親相姦のからむ「ひまわり」のイメージは鮮やか。

    投稿日:2017.12.31

  • 将棋の駒をモチーフにした作品

    作者の袖月さんは将棋の駒の生産地、天童在住の作家だそうです。
    将棋の駒をモチーフにした作品を作りたかったんでしょうね。
    新米刑事とベテラン敏腕刑事との丁々発止は代表作の『孤狼の血』を彷彿とさせます
    物語は現在と過去が交互に描かれ、絡まった糸が解けたところで納得のフィナーレへ。
    完成度の高い作品だと思います。
    続きを読む

    投稿日:2018.02.19

  • 将棋の裏社会

    麻雀放浪記のように、"真剣"(賭け将棋)の世界の描写がとても興味深かった。表の華やかな将棋の世界に対し裏社会とも言えるが、そこにはとんでもない天才がいても不思議じゃない。本来なら裏社会で生きたであろう主人公が、素敵な人物との出会いで成長し東大に進学するも、やはり裏社会と接点を持ってしまうのはやむなしかも。
    本作はミステリーというより、将棋の世界で生きる男達の物語として楽しめた。登場する将棋の戦術もなかなか面白かった。
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    投稿日:2018.03.31

  • 狂おしいほどの情熱

    藤井6段の活躍でも話題の将棋界ですが、奨励会というプロ養成の組織に入ってプロとしてデビューするには厳格な年齢制限があります。
    過酷な家庭環境の中で将棋の魅力にとりつかれた少年が主人公の一人として描かれます。何が過酷であったか、話を追うごとに明らかになるのですが・・・。
    そこには、自分の情熱が制御できずに苦しい人生を送ることとなったゴッホも描いた、向日葵というのが、話全体の大事なモチーフとなっていきます。
    殺人はあったのか、あったとしたらその理由は何か、警察小説としても楽しめます。
    星4.5という感じです。少し重たいですが、お薦めです。
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    投稿日:2018.04.01

  • 流石、本屋大賞受賞作

    物語の展開、読みやすさ等、流石、本屋大賞受賞作だけのことはあります。
    長編にも関わらず、最後まで飽きさせない作品です。

    投稿日:2018.08.15

  • 読み応えあり!

    将棋を知らない私でも、とても楽しめた。知ってたらもっと面白かったんだろうと想像がつく。ずっと主人公の生い立ちに、気持ちを持って行かれてて、とにかく彼の幸せを願って読んでいた気がする。あの結末に向かっていこことをわかってたような気もするし、わかりたくなかった気もする。読後に余韻が残って仕方ない。。。続きを読む

    投稿日:2019.07.15

ブクログレビュー

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  • Ellie

    Ellie

    現在の軸(警察の捜査)と過去の軸(上条の過去)がパラレルで進んでいくのが面白かった。

    結末はやるせなかった。

    投稿日:2019.07.06

  • ゲスト

    ゲスト

    ひさびさに手応えのある推理物を読んだ。
    最初は将棋?と疑問に思って読み進めめると
    捜査と並行して、遺体が胸に持っていた名品の駒が
    何らかの意味を持って登場してくる。
    将棋の駒自体にそんなに価値のある物が存在するとは
    全くこの小説を読むまで知らなかった。
    貧しかった少年が辿る将棋との出会い、幻の名品と言われ将棋の駒を巡る数奇な少年の運命は、果たして
    幸せだったのか。
    続きを読む

    投稿日:2019.07.01

  • mappon

    mappon

    あまりにも面白く一気読みしてしまった。
    将棋がわからないと半減かも。推理小説と言えば、推理小説ですが、なんとなく大筋は途中で見える。ある意味麻雀放浪記のような小説。生きざまにしびれます。

    投稿日:2019.06.25

  • kamitako

    kamitako

    う~ん。正直イマイチ。563頁という長編の割には内容が薄く、終盤の情報開示も“なんでそこ”と突っ込みを入れたくなる。タイトルもちょっとこじつけっぽく、感情移入できなかった。

    投稿日:2019.06.22

  • ぐぐぅ

    ぐぐぅ

    三勝三敗で迎えた将棋のタイトル戦が開催される天童市に降り立つ二人の刑事。奨励会に在籍していたもののプロになれず警察官になったという若い刑事と何やら腹に一物を抱えたようなベテラン刑事のコンビが、四か月前に山中で発見された遺体と将棋の駒の身元を追って天童市に辿り着く。一方、タイトル戦で天才棋士・壬生に挑むは挑戦者は、東大卒でベンチャー企業を成功させた後に会社を売って引退し特例でプロ棋士になったという異色の棋士・上条。
    将棋を軸として現代(といっても平成初期)と上条の過去を交互に行ききしながら、謎が明らかになっていく展開に、少し「砂の器」を思い出した。最後までページをめくる手が止まらない。
    続きを読む

    投稿日:2019.06.16

  • サマー

    サマー

    最後の最後までこいつが犯人と思いたくなくて、
    別のからくりがあるんでしょう?と思いながら読んでいた。

    そのせいか、最後が「え・・・」って感じだったな。
    そもそも東京駅の新幹線ホームって、そういうことできる設計だったかな?
    ホームドアあるっしょ・・・
    と、醒めた頭で考えてしまった。
    続きを読む

    投稿日:2019.06.14

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