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小佐野淳 / 新紀元社 (3件のレビュー)
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ざざあるいは電気羊
武術を扱った映画の見過ぎで、本来の中国武術がどういうものか知りたくなり読む。ジェット・リーは「少林寺」で本格的な中国武術を紹介したって書いてある♡うふっ
投稿日:2014.09.18
りん
結局、中国武術は、強いかの? まあ、わたしら俗人が知りたいのは、そういう話。 この人の書きぶりだと、芸術的な価値、伝統的な価値が大事で、強さを求めていないみたいな……。 うーん、でも武術って、やっ…ぱり身を守ってなんぼだしな。続きを読む
投稿日:2011.02.06
リカ
パラパラめくってみて、イラスト満載でおもしろそうだったので、(これを読んだら、カンフームービーも楽しめるかも)と思って読んでみました。 細かく説明がされておりましたが、そもそもカンフー戦闘ものは全く見…ないため、基本知識からしてわかりません。 描かれてあるものすべてがめずらしかったです。 私でもわかるヌンチャクは、ブルース・リーの映画で一気に広まったそうですが、もともとは中国武術の武器ではないと知って驚きました。 フィリピン武術や、沖縄武術がルーツだそうです。 たくさんの技の紹介がされていました。「~拳」という技が数え切れないほど掲載されています。 あと、「少林拳」と「少林寺拳法」は全く関係ないということも知りませんでした。 前者は中国武術、後者は香川県が本部の新興武道だそうです。 ごっちゃにしていました。それにしても紛らわしいですね。 兵器も逐一詳細に紹介されており、専門性の高さに驚きました。 「鎖鉄鞭」なんて、漢字を見るだけでも重そうで痛そうな名前です。(くさりてつべん)というゴロゴロした読みでした。 「鴛鴦鉞」(えんおうえつ)という読めない武器は、祭りに使われる飾りのような華やかなデザインでした。 持ち間違えて、自分がケガをしそうです。 最強の兵器は、やはり熟練者の振るう、長さのあるものということで、例えば剣道と薙刀では、薙刀の方が勝つそうです。 中国剣と日本刀の違いについても説明されていました。 中国は、盾で受けて剣で攻撃するため、剣は攻撃主体となり、受けは放棄しているそうです。 日本は、刀で受けて刀で攻撃するのですが、それは日本刀は重いために、両手を使わなくてはならず、盾が持てないからで、それが刀の強度を高めることにつながり、鍛冶の技術発達を促したそうです。 そういった流れを経て、日本刀は強く美しい武器となったわけですね。 巻末に重要ワードが掲載されていました。 サッパリ分かりませんでしたが、それでも絵を見ながら、ふんふんと読み通せたし、これまで一切を「カンフー」というひとくくりでとらえていたのが、もう少し多面的に理解できるようになった気がしました。続きを読む
投稿日:2010.10.20
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