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吉川トリコ, 北澤平祐 / ポプラ文庫 (5件のレビュー)
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megmilk999
東海地方に愛着があるから、でらおもろいら。どの主人公も全部自分なんじゃないかと思ってしまう。作者の力量にしびれた。
投稿日:2021.12.16
ますたぁ
名古屋各区と近隣県を舞台にした短編集 知ってる地名が色々と出てくるし、名古屋あるあるも散りばめられてあるけど 僕は名古屋人ではないからなぁ さほど響かない でも、作者は長久手とか名古屋インターの近く…に住んでた事があるようで、その辺ならよくわかる 杁ケ池公園のカーブとか言ってるのはウケる 良かった短編 天白区 平針の運転免許試験場は僕も行ったことあるし、最後のどんでん返しというかがよい ってか、祈りの言葉が怖い…… けど、作品としてはいい 西区 モゾ行ったことないけど、田舎のイオンの位置付けと一緒かな それよりも、名古屋の車文化の特徴というかを男女それぞれの視点で描いていて、どちらの意見としてもわかり味が深い 福井 東尋坊の由来と幼馴染3人の関係について 最後のオチがまた何ともねぇ…… 最近、この手のオチを見かける事が多いんだが、一般にも受け入れられたのか?続きを読む
投稿日:2020.05.01
kimikokumiken
名古屋についての本なのか?と、思いながら手に取り、初めて読む作者の吉川トリコ氏。 最初から、名古屋の地区別に書かれているのだが、、、、連作物なのか?と、思っていたら、主人公なるものが、一杯出て来る。 …こんなにも沢山の人の人生ドラマの片端を書かれているのか?と、ビックリ! そして名古屋だけでなく、東海、中部地方も旅にまつわる話が、、、満載!全部で24話! 作者の最後の「ずっと名古屋」で、名古屋の事が好きなのか?の問いに「ビミョ―」と、書かれるだけあって、若い方の言い回しなのだと、、、 知っている場所も多々出て来ても、主人公との関連よりも、人の人生の生き方、過ごし方など、色んな面を見せて貰った。続きを読む
投稿日:2018.12.13
gaaco
吉川作品を読むのも二回目。 『戦場のガールズライフ』とはうって変わって、超短編集。 地元新聞連載であったらしく、一篇ずつ名古屋市の十六の区と、周辺の県を順に舞台にしていく。 これだけの篇数に、それぞ…れ主人公や語り手がいるわけで。 まず驚かされるのは人物の多彩さ。 ゆる不登校の少年、SKEのオーディションに出たいと切望する女子中学生、名古屋生まれの彼女とよその地域から来た彼氏、どこの国か明かされないが名古屋で暮らす留学生、そして名古屋在住の作家の河村さんなどなど。 よくもこんなに背景の違う人物を書き分けられるものだ。 物語の結構も凝ったものが多い。 えっ、そんな設定? それが語り手? などと、こちらの予想の斜め上を行かれてしまう。 そんなおもちゃ箱のような印象なのだが、一冊読んでいくと、この人の心の中の世界がなんとなくわかって来る気がする。続きを読む
投稿日:2018.10.27
moonpearl
名古屋にある16の区を舞台にした「名古屋16話」と東海・中部の都市を舞台にした「8の旅」から成る短編集。知らない場所の方が多いが、知っている所、コトが登場すると嬉しく、知らない場所、コトを読むのも興味…深く、楽しい読書だった。中でも気に入った物語は、 ☆守山区「いつかの晴れた週末に」。 東日本大震災がテーマ。本当に大変な事態でも遠く離れた地では、毎日の普通の変わらぬ日々があり、なんだか日常に現実味がない様な、土台がなく不安が募るような想いをしたことが思い出された。 ☆瑞穂区「とある書店の一日」。 昔ながらの小さな個人の本屋さんの話。本や本屋、図書館の本はそれだけでそそられる。 ☆尾張「オールドガール」。 登場する主人公に共感する部分が多い。この話に限らず、色々な話で「あるある」「わかるわかる」「ギャー」とわかりすぎて困る主人公の心情も多々。 ☆三河「真面目な話をしたあとは」。 もう寿司が食べたくなって困った。美味しそうで美味しそうで、登場する寿司屋さんに行きたい。続きを読む
投稿日:2017.09.19
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