【感想】成長痛【単行本版（電子限定おまけ付）】

“成長痛”というタイトルがもうエモのかたまりですわ
見やすい絵柄も相まって、すーっと自然に入ってくる
なんか、ボクたちの恋愛のぞき見しちゃってごめんなさい！ってなった笑

ひえええ年の差身長差遠距離かわいい！！
すばると夏目さんかわいいけど、高村さんももうちょっと見たかったなーとも(*^^*)

遠恋で文通とか身長差とか・・・背が伸びる成長痛、気持ちの成長痛・・・もどかし萌え萌えでした。　
梶ヶ谷さんのストーリーはみずみずしいというか「青い」、キラッキラしてて、青い。読後感がとてもいい。

田舎の高校に合宿でやってきた柏野すばるは、ひとつ年上の図書委員、夏目圭に出会う。
早朝の図書室でのひと時、すばるは圭の色素の薄い眼や、雨に濡れた肌が気になってしまう。
自分より背の高い、同性の年上相手…に不埒な夢を見て動揺する中、合宿が終わり、圭から「手紙を書いてよ」と文通を持ちかけられる。
互いに手紙を送り合うふたりだったが、とあることをきっかけに、すばるは返事が書けなくなりーーー。
注目気鋭・梶ヶ谷ミチルの待望の2ndコミックス！　描き下ろし後日談収録。続きを読む

年上の圭と、年下のすばるの、二人の高校生の恋愛物語なんですけども……。
まず、遠い場所で、文通で、っていう。今の世の中じゃおおよそ考えられないシチュエーションです。…けども、その距離感が読んでる私のも…どかしさを倍増しつつ、甘酸っぱい感じてとてもよかったんです。
会うたび、すばるがかっこよくなってって、みたいな。
スローリーな展開がツボった作品でした。
これは、私的には殿堂入り決定な一冊でした。続きを読む