【感想】淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~九【電子書籍限定書き下ろしSS付き】

イスラーフィール, 碧風羽 / TOブックスラノベ
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 4.8
3
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  • 木下藤吉郎の描き方が◎

    9巻も読みごたえがありました。
    ショートストーリーも本編の隙間を埋めるように同じ時間軸を描いていて、これまた読みごたえがありました。
    徳川家康は腹黒に描かれてイメージ通りですが、木下藤吉郎(史実の豊臣秀吉)が純朴で好人物に描かれています。なかなか良いです。具体的なことはネタバレになるので書きませんが。
    そして、忍びと言えばこの人、もっとも中2心をくすぐるあの人物が登場します。すでに1巻から登場している鞍馬忍者/八門の黒野重蔵は最高にかっこいいのですが、今回登場するこの人物にワクワクするのは何故でしょう?
    早くも次巻が楽しみです。異伝と合わせて来年早々に発刊されるんじゃないかなと期待しています。実に面白かった!!
    続きを読む

    投稿日:2020.12.22

ブクログレビュー

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  • goya626

    goya626

    織田信長が死んだのを家康から知らされた北条は織田軍を急襲、嫡男・信忠が傷を負い死んでしまう。伊豆に出兵した北条を裏切り、徳川が背後を攻めて北条を滅ぼす。織田は次男、三男の跡目争いに終始する。二人ともその器ではなく、徳川、朽木とも織田を食うことを考える。一方、土佐に出兵した朽木基綱は長曾我部も一条も従わせる。琉球を狙う島津にもくさびを入れる。安芸の一向宗徒を島津に追いやった朽木が次に狙うのは九州か。基綱の留守を預かる嫡男・弥五郎(朽木堅綱)もなかなか頑張るぜ。まだまだ父親には及ばず悔し涙を流すが、まだまだ先は長い、応援するぜ。近衛前久はじめ公家たちの動向も面白い。さてさて家康はどう牙を剥いてくるか。そうそうやっと木下藤吉郎の活躍の場も与えられたねえ。続きを読む

    投稿日:2022.09.04

  • ぱんく

    ぱんく

    巻としては戦国らしく、殺伐としているが、
    上杉家に嫁に行った竹姫と謙信公のやり取りがほほえましい。
    景勝の母、仙桃院のツッコミもおもしろい。
    でも一番の見所は秀吉と長秀のやり取り。泣けた。

    投稿日:2022.09.02

  • kina-koi

    kina-koi

    加筆もたっぷり読みごたえもありお得な一冊です。

    イラストはアジのあるオッサンばかり、弥五郎がかわいいのはオアシスです。

    投稿日:2021.01.30

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