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イスラーフィール, 碧風羽 / TOブックスラノベ (3件のレビュー)
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総合評価:
σ(´゚∀゚`)
秀作
50代の歴史好きなおじさんが、戦国時代の朽木家に転生した物語です。 朽木家、歴史好きな方はご存知かもしれませんが、私は「足利将軍がちょいちょい逃げ込んでた小国」 ぐらいにしかしりませんでした。 …ネタバレしたくないので具体的な内容は書きませんが、 内政チートは少しありますが、武器チートは無く、戦国ものとして楽しめる作品です。 文章の表現が巧みで豊か。しつこくなく軽すぎもせず、嫌なストレスはありませんでした。 また章構成が絶妙で、人物視点を変えることで、くどい説明なしに全体の流れや世界観が 不足なく読み手に伝わります。 私的な感想ですが、これぞライトノベルという転生歴史モノではベスト3に入る作品でした。 あとは、もう少し短い間隔で発刊してほしいなと勝手に思っています。 それとイラストがとても作品にあっています。 これからも続けてほしい作品です。続きを読む
投稿日:2019.01.14
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goya626
痛快な物語で読んでいて気持ちがいい。「三英傑に嫌われた不運な男」と題にあるが、史実では三人に冷遇されていたのだ。この物語では、彼らを凌駕してしまっている。家康なんか影が薄いなあ。今回は、伊勢、志摩、長…島の攻略と上洛戦を描く。朽木基綱は国人たちを調略によってなるべく戦なしで寝返らえらせそうとしているが、商人達でも逆らうものは首を落とし、北畠などは一所に集めて斬殺するという苛烈な面も見せる。しかし、長男と次男には温情を見せて懐に招き入れる。なかなか魅力的な主人公なのだ。九鬼嘉隆率いる九鬼水軍の活躍もいいねえ。熊野の水軍も味方に引き入れる。四国の一条氏との繋がりもできて、沖縄とも交易を計画する。一方、足利義昭との確執も描かれる。「馬鹿にはウンザリする」と義昭は散々の言われようである。確かにどうしようもない奴である。続きを読む
投稿日:2022.08.16
kina-koi
Web版に加筆有り。 今後もチラチラ出てくる北畠の義叔母との出会いシーン、他。 妖怪博士となる右近太夫も時々顔を出す好きなキャラですが、その母の心情とかも読めて得した気分です。 外伝Ⅶ『容易ならぬ敵…』細川藤孝視点、義助への将軍宣下に不満を抱く義昭に朽木へ使者として遣わされ…。 外伝Ⅷ『絆』小夜視点、元気のない夫をはげまそうとする小夜と雪乃…。続きを読む
投稿日:2019.03.10
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