【感想】淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~弐

イスラーフィール, 碧風羽 / TOブックスラノベ
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • goya626

    goya626

    朽木基綱はますます勢力範囲を伸ばしていく。浅井を打ち破り、六角の分裂の間に坂田郡を吸収し、今浜(長浜)に城下町を造る。さらに敦賀を手に入れ、加賀一向宗も退け、越前まで手を伸ばし、百万石となる。なんと比叡山焼き討ちも行うのだ。信長と手を結び、墨俣城建築のヒントを与えたりする。明智光秀や竹中半兵衛や武田の国人たちを次々と配下に入れる。しかし、重視しているのは、石鹸、綿花栽培、清酒製造、鉄砲製造などの興業であり、交易である。明や蝦夷とも交易する。関所を排していることもあり、商品も豊富なので、商人たちがたくさん朽木領内を行き来している。銭で兵を雇う。一見、非常に順調だが、いろいろな駆け引きも駆使している。その辺のことも詳細に描写しているので、読んでいて非常に面白い。一つ年上の小夜(13歳で嫁いできて今は16歳か)とのやり取りもほのぼのしていていいね。続きを読む

    投稿日:2022.08.12

  • kina-koi

    kina-koi

    すごく面白かったです。
    ネット読了済みですが、改めて二巻の後のストーリーを三日かけて読み直してしまいました。
    纏めて読むと一層楽しいです。
    1561年六角から小夜が嫁に来てから、比叡山焼き討ち・将軍義輝の暗殺まで。

    『外伝Ⅲ 切られた縁、繋がれた縁』嫁入り前の小夜の気持ち。浅井から出戻り引きこもっていたい。
    『外伝Ⅳ 切所』坂田郡の国人視点。六角の後継ぎには迷惑してる。朽木にこっそり援助を頼もう。
    続きを読む

    投稿日:2018.07.03

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