【感想】メガバンク絶体絶命(新潮文庫)

波多野聖 / 新潮文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • あまぐも

    あまぐも

    +++
    日本最大のメガバンクを喰らい尽くす、魔の「T計画」が発動!TEFG銀行は絶体絶命の危機に陥った。総務部長としてこの難局に挑む二瓶正平。そして、頭取の椅子を捨て相場師として生きていた桂光義が、義と理想のために起つ。史上最大の頭脳戦がここに始まった。経済の巨龍・中国の影。謀略vs.戦略。マネーを知り尽くす著者にしか描けなかった、痛快無比の金融エンターテインメント。
    +++

    シリーズものとは知らず、前作での経緯などは全くわからなかったが、それでも興味深く読めた。銀行の、買収・合併・統合を巡る内部の権力争いの厭らしさや、バンカーとしての情熱、機を見ることの重要性などなど。さらには、銀行とは全く関係のないところで起こった事件による恨みの根深さが与えた影響などなど。さまざまな要素が詰め込まれてはいるものの、散漫になることなくきっちり回収されていて見事である。ぜひ前作も読んでみたいと思わせる一冊だった。
    続きを読む

    投稿日:2020.04.24

  • masatora4

    masatora4

    銀行を舞台に合併等をめぐる物語。前作より金融に関する記述が少なく、社内の権力争いもない。敵対する相手、黒幕の設定もイマイチ。前作の方が面白かった。

    投稿日:2019.03.09

  • ブーレ

    ブーレ

    メガバンク最終決戦がかなり面白かったのでこちらも購入。
    ある程度の金融知識があった方が楽しめる内容。
    こういう緊迫したビジネスの話はビジネスから離れた今、リアルに面白い。

    投稿日:2017.12.29

  • yas

    yas

    2017/2/24 No.7
    次々起こる出来事をスピード感を持って読める。1人の天才相場師の仕事ぶりがカッコ良い。

    投稿日:2017.03.28

  • 豊太郎

    豊太郎

    内容やストーリー展開など凄く面白い。
    ただどうも話しに厚みが十分でない事が物足らない。
    もう少し書き込んで欲しい所や、逆にそれは触れなくてもいいのにと思う所がある。
    まあそれでも十分に面白い。
    多分あるであろう次回作に期待。続きを読む

    投稿日:2017.03.07

  • えすろん

    えすろん

    前作に引き続き、ドキドキで読めた。銀行ものだけど「相場」は仕事上関係ないから、半沢シリーズよりもこれはエンターテイメントとして読める。

    投稿日:2017.03.01

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