【感想】コミンカフェ・リヴァージュには俺様猫がいる

伊織花純 / コスミック文庫α
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 永杜

    永杜

    カフェを営む主人公の店に、ある日やってきた猫。
    特技のおかげで傷が癒えるまで、猫は居候になる事に。

    連続短編で、幼馴染の女の子や警察や近所の方やら
    常連客がわんさと出てきて、それに文句を言う猫。
    愛いから言っている事も可愛いか、と言われたら
    そんな事はありません、という人間社会でも同じ状態。

    猫が迷い込んできた1話はともかく、2話目以降からは
    ありそうな話、でした。
    2話目の『半殺し』は確かに知らない人なら
    もしや!? と思ってしまう言葉。
    親切が地なのか店用なのか、も分からないのが3話目。
    しかしこの思い込みはどこからくるのでしょうか?
    現実をきっちりと見てないのか、された事がないから
    勘違い…の一言で終わる情熱ではないですけど…?

    4話目に至っては、こういう人いるよな~でした。
    目の前のそれのみに情熱を注ぐのはいいのですが
    相手が生きている場合、考えないとものすごく迷惑。
    それを言うなら、幼馴染の女の子もどうなのでしょう?
    仮にも店なので、他のお客さんにそういう態度では
    営業妨害していると言っても過言ではないかと。
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    投稿日:2018.04.22

  • sinku.

    sinku.

    動物と会話が出来るマスターがやっているカフェに怪我をした猫がやってきた。
    『イッシュクイッパンの恩』と偉そうに話す猫は居候を始める。
    カフェにやってくる常連客との日常ライトミステリ。

    俺様猫が、猫ならではの尊大で、ツンデレでとても可愛い。
    主人公のマスターとの関係が付かず離れずで良かったです。
    ずっと動物と話せるの秘密にしてきた…ということですが、短い話の中で何度もうっかりとやらかしています。これでは秘密になっていないんじゃないだろうか。

    日常のふわっとした雰囲気が読みやすかったですが、ラストに畳み掛けられる主人公擁護、誰もから愛されている的な1幕はちょっとやりすぎだったかな。
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    投稿日:2016.06.19

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