【感想】逃亡者

水原とほる, いさき李果 / ガッシュ文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 白薔薇

    白薔薇

    トップアスリートのトレーナとして渡米していた朋彦は、担当であるテニスプレイヤーと別れて帰国し、スポーツジムのトレーナーとして働いていた。そんな傷心を抱える朋彦を指名してきた有名酒造メーカーの御曹司、真之の強引さに身を任せてしまう朋彦。
    好きだといわれても、彼の社会的立場や何より朋彦自身の抱えるトラウマから、つい彼に対して無碍に振舞ってしまう。
    好きなのにその胸に飛び込めないのは、過去に失踪した父親の事が深く係わっているようです。
    一見苦労知らずに見える真之自身も辛い過去があったし、人は皆何かを抱えながらも向き合って、前向きに生きていかなければならないんだと思いました。
    多少強引ではありますが、さすがやり手の真之です。
    彼の采配によって、長い間の家族のしこりが解けました。
    憎むより、許す事が逆に人を幸せにする、そんな気がしました☆
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    投稿日:2011.07.05

  • ぽち

    ぽち

    [大手酒造メーカー御曹司×アスリートトレーナー]
    年下攻め

    自分がゲイである事と
    父親が家族を捨て、男と駆け落ちした事を重ね、
    誰かと幸せになる事から逃げ続けている受け。
    アメリカから逃げて日本に戻ってきたところで出会った攻めとのお話。

    長かったです。
    ちょっと壮大な話でした。
    恒例のジャケ買いで、挿絵が良かったです。
    幻想的で大人の恋を連想させる綺麗な挿絵でした。
    世界観を綺麗に見せてくれました。

    ☆あらすじ☆
    愛から逃げて、生きてきた―。トップアスリートのトレーナーとして渡迷していた朋彦は、恋人と別れて失意のまま帰国した。今は個人相手のスポーツジムに勤務している。ある日、大手酒造メーカーの御曹司・真之の担当トレーナーをつとめることになった。本気の恋はしない。そう決めていたはずが、駆け引きを知らない年下の真之からの遠慮のないアプローチに心を乱されてしまう。身体の奥深くまで抉られて、久しぶりの快感に酔いしれる朋彦。深入りしてはいけない。分かっていながらも、その心を止められず…。
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    投稿日:2010.03.13

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