【感想】香港 返還20年の相克

遊川和郎 / 日本経済新聞出版
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • tetra

    tetra

    香港返還から20年。その歴史とどう変わっていったか、生活、政治、インフラ面から読み解いていく。中国との「1国2制度」はもはや形骸化して、「香港」という国自体を根強く存在感を見せつける時が来ている。

    投稿日:2018.02.20

  • karma_fukai

    karma_fukai

    中韓露あたりの本はしばしば目にするけど、香港は読んだことはないという状態から読む。分かりやすくまとまっているし、香港というテーマも面白い。中国の強い影響下に置かれたらこうなるのかもしれない。
    研究者の本の割には価値判断に関わる部分も踏み込んでいる印象だがバランスは良く、理解しやすい。続きを読む

    投稿日:2018.01.14

  • shimu2

    shimu2

    [憂鬱な蜃気楼]1997年に中国に返還され,早くも20年が経過した香港。「東洋の真珠」とも評された都市がくぐり抜けてきたその年月と,それに伴う変化を丹念に追った作品です。著者は,在香港日本国総領事館での勤務経験を有する遊川和郎。


    政治や経済に関するケーススタディとしての香港の魅力が存分に堪能できる一冊。中央政府が加速度的に影響力を強めていく中で,それが逆説的かつ必然的に引き起こしてしまう中央・香港間の緊張の様子がよくわかります。20年の節目を迎えて出版された非常にタイムリーな作品でした。

    〜香港は国際公共財として存在することこそが重要なのであり,中国のための私有物にしてしまってはその価値は激減する。それを中国が再認識すべきである。〜

    どこかのタイミングで行ってみたいんですが☆5つ
    続きを読む

    投稿日:2017.09.13

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