怒り (下)

吉田修一 / 中公文庫
(242件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
66
94
44
9
3
  • 【自分はどうだろう。と何度も考えてしまう】

    今まで、信じていたハズなのに、突然信じられなくなる。自分の中に、信じるよりも疑いの方が強くなる。そんな出来事が起こります。


    でも、信じることを止めた後は、それぞれが、どこかホットしているようにも見えました。


    周りからの情報や言葉に左右されず、自分が信じようと思ったことを続けることの辛さ、難しさを感じます。


    読んでいると、「自分はどうだろう?相手の何を信じている」何度も何度も考えてしまいます。
    「生れた場所、収入、年齢、職場、仕事、友人、言葉、表情、容姿、行動…」


    タイトルの「怒り」臆していた私ですが、手に取って良かった本です。
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    投稿日:2017.09.26

ブクログレビュー

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  • 映画を観て、どうしても犯人の深い部分の動機が読み取れなくて気になって気になって購入。

    読み応えあったけど、ページを読み進めるのがなんだかとても辛くて嫌だった。。
    この作品と、横道世之介を書いた人が同一人物だなんて考えられない!!

    映画で気になった動機は、もしかしたらもっと読み込まないと本当にはわからないのかもしれない。
    でも読むのにカロリーを使う作品だから、また読むとなると意気込みがいるなぁ。。。
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    投稿日:2018.07.07

  • 信じることは容易いが信じ続けることは難しい。心の底に押し込んで蓋をしてた感情がじわりじわりと漏れだして最後にはすべて漏れ出てきてしまう、そんな読後感

    投稿日:2018.06.30

  • 山神一也は整形手術を受け逃亡している、と警察は発表した。洋平は一緒に働く田代が偽名だと知り、優馬は同居を始めた直人が女といるところを目撃し、泉は気に掛けていた田中が住む無人島であるものを見てしまう。日常をともに過ごす相手に対し芽生える疑い。三人のなかに、山神はいるのか?続きを読む

    投稿日:2018.06.25

  • このレビューはネタバレを含みます

    エンターテインメントとしてすごくクオリティーが高いと思った。ジャンルが違っても表現者してはこれくらい高いクオリティを目指したいところだ。 それぞれの物語の終わりかたも優しさや愛情が溢れていて好きだった。結局、信じられていた人が犯人で信じていた人がさらに殺人を犯し真実が分からなくなる皮肉。信じるとことはなんだろう。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.05.29

  • 夫婦殺人事件とは別に3つの家族?のストーリーが展開されるが、身元のわからない男性が謎だけど、溶け込んでいく様が人とのつながりの奥行きを感じさせる。でもどこか信じきれないのもその1つ。心の行き来が切なくもあり怪しくもあり複雑。殺人の動機がわからず、もやもや感が残り正しくタイトルに結び付く本。続きを読む

    投稿日:2018.05.23

  • 映画を観てから原作が気になり読んだが、かなり読み応えがあった。

    人を信じるとはどういうことなのか、自分はそこまで相手を信じられるのか。

    辰也の泉への想いが純粋で、真っ直ぐで、輝いていた。

    投稿日:2018.05.20

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