怒り (上)

吉田修一 / 中公文庫
(153件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
26
64
38
3
0
  • 【信じるのに必要なもの】

    タイトルの「怒り」言葉のインパクトにビビッてしまい、なかなか読もうと手に取れませんでした。


    でも、いつかは読みたいと思っていました。いつか読むなら今読もう、そう決断し気合を入れて手に取りました。


    物語は、殺人を起こし逃走中の「山神一也」。同じ時期に素性が解らない男性が、東京、千葉、沖縄に出没。この中に犯人がいるのか?それともいないのか?最後までハラハラする展開。


    3人と仲良くなった周りの人は思い始める。「犯人じゃないよね?」目の前の人を「信じたい」と思いながら「疑う」自分。それぞれの心の葛藤の描写に引き込まれます。


    友人、家族、恋人、同僚、親友。私も相手の何を知って、その人を信じているんだろう。そう思わせる物語。
    続きを読む

    投稿日:2017.09.26

ブクログレビュー

"powered by"

  • 始めの殺人事件から、3人の身元不詳者が現れる展開はおもしろかった。けれど、目まぐるしく、3人について場面が切り替わり書かれているため、少し読みづらくなかなか読み終える事が出来なかった

    投稿日:2019.02.09

  •  冒頭からいきなり「あれ」そっくりの事件が描かれたと思ったら、やがて「あれ」も、「あれ」も!……(゜o゜;
     10年後20年後の読者にはそこらへんがよく分からなくなってるかもしれないから、モデルになった実際の事件の記憶がまだ生々しい「いま」読むことに大きな意義のある作品かも( ´ ▽ ` )ノ

     しかし、息苦しい小説……(´ェ`)ン-…
     出てくるキャラ出てくるキャラ、みんな(手垢のついた表現ながら)生きることに不器用で、自ら不幸へ不幸へ転がっていってる感……(´ェ`)ン-…
     共依存というべきか、またそういう者同士が惹かれ合って、不幸を倍加倍加させていって……(´ェ`)ン-…

     視点があっちこっちして少々しんどいところはあるけれど、読み応えのある作品( ´ ▽ ` )ノ
     下巻がたのしみ( ´ ▽ ` )ノ

    2019/02/08



     これで我がブクログレビューも500本めか( ´ ▽ ` )ノ
     たしか400本めも修ちゃんだったから、なかば意図的に今回も彼の作品を選んだ( ´ ▽ ` )ノ
     どうせだから、600、700本めも修ちゃん本にしようか?( ´ ▽ ` )ノ
    続きを読む

    投稿日:2019.02.08

  • 夫婦惨殺事件が起こり、犯人は逃走。
    しかし、すぐに山神一也という男と判明。
    指名手配されるも、見つからず。
    そんな中、房総の港町の父娘のところ、東京のゲイの男のところ、そして沖縄の母娘のところへ身元不詳の怪しい3人の男が現れる。

    2019.2.1
    続きを読む

    投稿日:2019.02.01

  • もっと早く読むべきやったね。
    映画もむっちゃよかったけど、やはり小説の方がいい。
    とにかく、愛子が愛おしい。

    投稿日:2019.01.14

  • 上巻、読み終わっただけなのでまだ感想はつけられないけど・・・とりあえず上巻は伏線だけで、出来事と情景が淡々と続くだけで何も解決していない!!もどかしい!!でも同時にたくさんのストーリーが展開されているので、伏線張られまくりなんだろう。ああ早く回収してくれー。続きを読む

    投稿日:2018.11.10

  • 何がきっかけでこの本を知ったのかは覚えてないが、とても面白かったし、最後の方は何度か涙が出そうになった。

    一部ネタバレを含むと思う。

    犯人はストーリーの始めにわかる中で、3組の人達がいる。彼らな周りに最近現れた犯人と似た人物。彼らはその人物を大切に思いながらも信じきれずに、失っていく。という感じのストーリー。自分の身近な人のことをどこまで分かっているのか、その人のことを本当に信じてあげられるのか。

    最後の方は、優馬の相手の直人は実は亡くなっていたり、辰哉はやむを得ない理由から殺人を犯すし、愛子の相手の田代は借金取りから逃げるために愛子のもとを去る。田代が最後に戻ってきたのが救いだが、愛子が幸せになれるのか、辰哉を信じられるか、などの父親の気持ちはよくわかる。

    後半まではどこかでこの3組が出会って、繋がるのかと思っていたので、このストーリー展開が新鮮だったかな。最初はついて行きにくいけど。

    いずれにせよ面白い内容でした。
    続きを読む

    投稿日:2018.10.25

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。