【感想】シリコンバレー式 よい休息

アレックス・スジョン-キム・パン, 野中香方子 / 日経BP
(14件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 土偶の森

    土偶の森

    テーマが興味深くて冒頭の方を食い入るように読んだ。

    例えば、
    ・労働と休息は対立するものと見做されてきたが、両者は互いに補完し合うもの
    ・二者が対立構造を成したのは、産業革命などの歴史の産物
    ・デジタルツールの普及によって全ての時間に労働がつきまとうようになり、休息はいっそう、能動意思を持たないと確保できない質のものに変化

    労働の長さではなく質が大事と言われはじめて久しいけれど、整理が面白い。


    でも具体の段になって何か意識が置いて行かれ。

    ここで語られる休息の定義とは?
    ある章では、頭を使いすぎない単調作業。
    ある章では、睡眠など、何もしないこと。
    早朝から働く世界の成功者は、休息を大事にしているの?疎かにしているの?
    文脈ごとに休息の定義が都合良く拡大されたり縮小されたりされているような…

    読み切る前に閉じてしまったので、その辺り後半で整理つけられていたらごめんなさい…
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    投稿日:2022.11.07

  • yoika

    yoika

    休みの時間を取っているのにあまり休んだ気にならず、
    ずっと疲れているような感覚があり、
    よい休息のとり方を知りたかったので本書を読みました。

    全体的に他のメンタル系のビジネス書で見たことがあり、
    れを難しく書いているような印象でした。

    個人的には合わない一冊でした。
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    投稿日:2022.08.06

  • hitomi22

    hitomi22

    多くの人は勘違いをしていますが、休息は全て終わってから取るのではなく、欲しければ自分から能動的に確保しなければいけないのです。



    厚さの割にあまり内容がないという意見は
    同感。

    はじめのエッセンスだけ読めばよいかも。




    1労働と休息はパートナー

    脳は休んでいる時でも、
    問題に取り組み、
    答えになりそうなものを調べたり捨てたりして
    目新しいことを探したりしている。

    休息は優れた仕事をする上で欠かせない



    2休息な活動

    休息と聞くと
    受動的な活動を思い浮かべるが、
    能動的な休息(例えば体を動かすなど)は
    予想以上の効果がある。

    一方で、受け身に思える休息が、想像以上に身体的に活発な活動でもある。
    休息中脳は、毒素を排出し、体のメンテナンスを行うのも忙しい。


    3休息は技術

    休息はセックスやランニングのようなもの。

    つまり、
    誰でもどうすればいいか基本的なところはわかるが、少し勉強して理解すれば、はるかにうまくできるようになる。




    4戦略的休息は、創造性を刺激し、維持する


    ある種の休息は、創造性を刺激する。
    そのような休息をとることで、
    課題をより創造的に、より早く効率的に解決できる。



    〇休息の問題
    懸命に働くことが恥ではなくプライドなのは
    最近のこと


    〇4時間
    創造性が働く時間

    〇朝の日課
    早朝に仕事を始める
    考え抜いた日課を守る
    (日課は時間とエネルギーを節約する)


    〇歩く
    歩くのはよい

    〇昼寝
    20分程度の昼寝は、体にエネルギーを回復させて
    あなたの集中力を高めてくれる。

    さらに、昼寝を日課にすると
    ・記憶力が高まる
    ・ミスや悪い行いを減らす効果

    〇中断


    〇睡眠


    〇回復

    自分の思うままに時間を管理できない人は、より強いストレスを感じる


    〇運動


    〇遊ぶ
    効果
    ①人を夢中にさせる
    ②仕事で使っているスキルを別の状況で、活用する機会をもたらす
    ③仕事と同様の満足をもたらすが、仕事では得られない恩恵を得られる
    ④過去をつなげる
    子ども時代や若い頃の活動を思い出させ、
    過去とのつながりを地の通った現在進行形のものにする。



    〇サバティカル
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    投稿日:2022.05.24

  • Teddy

    Teddy

    働き方改革とか言い出した時に新刊で買ってそのまま積読。帯にいる茶白の猫でジャケ買いした可能性も否めない。
    オンとオフのメリハリ、戦略的休息の重要性。確かにだらだらと夜中まで残業していたって生産性なんてあったもんじゃなかった。
    4時間、朝の日課、歩く、昼寝、中断、睡眠、回復、運動、ディープ・プレイ、長期休暇
    それぞれの章の見出しがキーワード。
    俺も、1年間のサバティカルをとれるような身分になりたい。色んな意味で。
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    投稿日:2022.04.09

  • hitomi

    hitomi

    非常に良本。とても勉強になった。
    「休息は、技術である。戦略的に、休息を取ることで仕事の効率がはるかに向上する。 休息と、仕事は同等に扱わなければならない。良い原則は、創造性と生産性を高め、終わりのない仕事や増える一方の期待から、私たちを救ってくれる。」

    創造性を刺激するために
    ・仕事の時間を4時間(90分×3セット、30分を6セット、など)
    ・朝のモーニングルーティーンを作る
    ・散歩する(歩く)
    ・昼寝をする(記憶の定着率を上げる)
    ・中断をする(次に再開できるときにすぐに取り掛かれるところで止める)
    ・睡眠をしっかりと取る(疲労を取れるのはここだけだ)

    ・休暇をとる
    ・運動をする
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    投稿日:2022.02.20

  • Clint

    Clint

    過度な労働が結果を出すわけではない。人間が創造的な活動ができるのは4時間くらいのもの。それをベースにして、ルーチンを組み立て、継続することが良い結果をもたらす。
    それ以外の時間を休息の時間としてどのように過ごすのかも大切。
    日々の休息、長期休暇の取り方なども考えるべき。
    続きを読む

    投稿日:2022.01.08

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