たましいの場所

早川義夫 / ちくま文庫
(30件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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ブクログレビュー

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  • 5552

    5552

    とんだエロおやじだなあ。
    でも決して下品だとは思わない。
    正直なだけだと思う。
    歌をつくって歌い、犬や猫と遊び、妻帯者でありながら、別の女の子と恋をする。
    この、妻のしーこさんがいいのです。
    ふたりのやりとりを読むと、不倫だのなんだの騒ぐ世間が心底馬鹿らしくなる。
    夫婦がいいというのなら、いいのです。、、、たぶん。

    自分の部屋のピンナップのように、心に貼付けたくなるような、覚えておきたい名言もたくさん。

    あと、若い頃の室井佑月さんの本を読んで、「こんな女の子に惚れられたら参っちゃうな」と述べているのだけど、うーん、ふたり、合いそう。いや、なんとなくですけど。

    著者の早川義夫さんは、元歌手で、引退後本屋を開き、その後閉店。中年になってからまた歌手となる。

    巻末エッセイは歌手の七尾旅人さん(『サーカスナイト』好き)
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    投稿日:2021.01.08

  • かすみ草

    かすみ草

    倉田まみさんがおすすめしていた本。エッセイって小説に比べてちょっと読みにくい。好きな人は好きなんだろうけど、私はちょっと苦手意識がありますね

    投稿日:2021.01.04

  • sagami246

    sagami246

    素直で率直な想いを連ねたエッセイ。
    好き嫌い、合う・合わないが、はっきりする本だと思うが、残念ながら、私の好きなテイストではなかった。

    投稿日:2020.07.15

  • 浮気なスー

    浮気なスー

    このレビューはネタバレを含みます

    これはもう、抜群に素直ですね。どストレート。有無を言わさぬ率直。そんな印象です。抜群に良いですね。

    劇団大人計画の宮藤官九郎さんや、銀杏BOYZの峯田和伸さんが、この本を劇的に愛しているみたいなのですが、うむうむ、なるほど、さもありなん、って思いました。お二人の「あんな感じ」が好きなかたなら、この早川義夫さんの文章も、間違いなく好きになると思います。で、僕は、クドカンさんも峯田さんも好きなんで、そらもちろん、この早川さんの文章も、抜群に好きになりました。「うん。わかる。わかる。わかってしまうんだなあ~」って感じ。

    どっちかゆうたら、好き、嫌い、の範疇ではなく、分かるか、分からないか、の範疇で受け取る文章だな、って思いました。だってもう、俺、あんたの気持ち、分かるんだもん。しっくりくるんだもん、って感じ。その感じ、どうしようもなく分かっちゃうんだから、もうどないもならんよね、って感じ。とにかく、良い。もう、そう感じるんだもん。しゃあないもん。って感じ。

    峯田さんのエッセイ「恋と退屈」を読んだときにも「その感じ」を抜群に感じたのですが、凄くこう、親近感が湧きますね。たまらなく愛おしいですね。こういう文章は。

    でも、凄く不思議な事に。
    この本が凄くグッと来たので、早川義夫さん、どんな音楽を生み出している人なんだろう?って思いましてね。You Tube で、調べて、聴いてみたんですよ。早川義夫さんのソロの曲と、若かりし頃に組んでいた、という、ジャックス、の音源を。

    そちらは、正直言って、あんまりピンときませんでした。「うーん、、、なんだかなあ。なんかこう、音楽としては、あんま、グッと来ないなあ。ごめん」という感じでして。早川さんの文章は、とてもとても好きなのに、何故にその音楽には、今ひとつ、いまのところ、心動かされないのだろう。不思議だなあ。

    これと似てるんかしらん?と思うのは、僕は、峯田さんの文章は凄く好きなんですけどね、イマイチ、まだ、GOING STEADY と、銀杏BOYZ の音楽に、ハマりきれていない関係と、なんだか似ているなあ、とか、勝手に思った次第です。うむむ、好み、趣味嗜好とは、全くもって不思議です。

    ただしかし、このエッセイの早川さんの文章は、マジで凄く良い。しみじみと、シミジミと、沁み渡る文章です。凄く、良いです。

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    投稿日:2020.03.07

  • koolmuddyjoe

    koolmuddyjoe

    2020.1.18. 大山鹿古本市にて購入。

    歌や文章の魅力は、歌手や筆者の人間性が伝わるところだろう。本書も早川義夫さんが全てをさらけ出していて、込められた思いに肉迫する事ができる。

    題材は、歌や音、評論家、哲学者小林秀雄や池田晶子の寸言、純粋なエロに基づく恋愛観、書物、家族や知人、動物たち等々、自らの周囲に正対し、考察と言うより自分の感性で反応して言葉が紡がれている。

    しゃちこばったものではないが軟弱でもない自分の信念を大事にして、尚且つ自分の厭な部分も見詰める姿勢は、簡単に真似のできる事ではない。しかし、感性主導の姿勢は誰もがある程度は試みる事ができる。しかししかし、早川さんのように、さりげなくも徹底はできない。

    近いようで遠い存在、それだけに、読むたびに新しい発見があり魅力的なのだ。
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    投稿日:2020.01.18

  • stratton

    stratton

    この本を読んで、ワタシが思ったのは猪木さんの『馬鹿になれ』という詩。
    「馬鹿になれ/とことん馬鹿になれ/恥をかけ/とことん恥をかけ/かいてかいて恥かいて/裸になったら/見えてくる/本当の自分が/見えてくる/本当の自分も笑ってた……/それくらい/馬鹿になれ」
    宮藤官九郎が絶賛するこの本の著者は、18歳から21歳までバンドを組んで歌い、25歳で書店主となり、45歳で再び歌い始めた。そして、この人生の中で思うこと、感じることを、赤裸々に、文字通り裸になって綴っている。いやしいことも、いやらしいことも。でも、どこか笑っている。唇の脇でフッと笑っている。だから、切なさは感じても暗さは感じない。裸になった人間は強い。
    続きを読む

    投稿日:2018.11.18

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