【感想】「数字」が読めると本当に儲かるんですか?

古屋悟司, 田中靖浩 / 日本実業出版社
(32件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • tricken

    tricken

    管理会計についての対話的入門書。固定費と変動費を確認した上で、売上でなく利益(限界利益)をその都度確認する基本的考え方を伝えてくれる。これ一冊で自分で管理会計が実践できるというような内容ではないけれど、(1) 税務会計と管理会計の違いを理解する (2) 管理会計が正確にできると何がうれしいのか理解する (3) 管理会計によって財務状況を改善する時、どのような点(値付け、セール、固定費削減、変動費削減など)に気をつければ良いかの基本的な目星がつけられるようにする といったことは十分に達成できる内容になっていた。
    書きぶりとしては、序盤の失敗例としての売上至上主義経営が、読んでいて不安になる恐ろしさ。
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    投稿日:2024.01.30

  • tatatakuya0403

    tatatakuya0403

    花屋の経営者の立場でどうすれば儲かるようになるのかを物語で考えていく本書。

    売上と限界利益の違い、意思を持って売り方を考えることの重要性、その辺りが本書の主旨だと受け取りました。

    私もECサイトを運営していますが、売上に目が行くあまり限界利益を疎かにしてしまう気持ちは痛いほどわかります。(利益は売上が増えてナンボ。あとから付いてくるもの、と思ってしまうという意味で。)

    でも冷静に考えると利益の計算が立った上で値付けをすべきであり、それで黒字になるのであれば広告を出して売る必要も無いんですよね。

    分かっているけどわかっていない…。
    その具体的な思考をより言語化してくれたのが本書だと思いました。

    周りが見えず、売上が伸びなくて焦っている時ほどこの本に立ち返りたいと思います。
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    投稿日:2023.12.22

  • show5

    show5

    ただひたすら「限界利益(率)」の話。
    自分が限界利益という概念にピンとこなかったのは,日本語として読んでしまうから概念が正確に把握できなかったことと,自分の商売が変動費ゼロだから,売上=限界利益になってしまうからだということを改めて理解した。続きを読む

    投稿日:2023.06.04

  • furu1972

    furu1972

    限界利益について知りたくて読んだ本。知りたいことはしることができた。また単なる公式ではなく、花屋を実際に経営するなかの実話をベースにしているようで、なぜそれが必要なのかが腹落ちしやすかった
    ・限界利益=売上ー変動費
    ・限界履歴率=限界利益÷売上
    ・損益分岐点売上=固定費÷限界利益率
    これらを個々の商品として適用し価格の値付けに利用したり、平均をもとに経営全体の判断(人をより雇うのかとか)をシミュレーションして判断していくという話
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    投稿日:2023.03.27

  • とだむし

    とだむし

    もう終わりの方まできてこの本数年前に買って読んでることを思い出した。

    何もやってないときと実際はじめた時では得られる知識量に差があるなと改めて思い知らされた。

    限界利益率を学べる最良の一冊。

    投稿日:2023.03.17

  • 3939sucsuc

    3939sucsuc

    限界利益のことがよく理解できる。
    実務に役立ちました。
    また最後の『数字に想いを乗せよう』は、この本の本質だと思います。利益だけを追いかけることで満足せずに、数字はお客様や周りの人を喜ばせるために使うという意識を忘れてはいけないと思う。続きを読む

    投稿日:2023.02.06

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