【感想】勝負論

竹中平蔵 / ワニブックス【PLUS】新書
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Ogawa Koichi

    Ogawa Koichi

    前の著作「世界大変動と日本の復活 竹中教授の2020年・日本大転換プラン」が面白かったので、買ってみた。
    気持ちは非常に「熱い」!
    しかし勝負については「冷静沈着」。
    勝負に勝つというのは、こういうことだと思う。
    大体勝負は、戦う前からついているものである。
    日々の練習。
    事前の準備。
    普段からの心構え。
    勝負直前のメンタルの持って行き方。
    緊張のほぐし方。
    力の抜き方。
    本当の理想は「戦わずして勝つ」こと。
    「戦略」という言葉の意味も、本来は「いかにして戦うか?」ではなく、「いかにして戦わないか?」だった。
    稀代の勝負師は、小泉純一郎元首相だという。
    側近を務めた人物だからこそ、この言葉にも重みがある。

    戦い方において、大事にすべき事も語っている。
    「とにかく壮大な目標を掲げよ」瑣末な点では誤りでも、大きな目標の前では正解の場合がある。
    しかし、瑣末な点で勝負をしていると、正誤の判断で負けてしまう。
    戦う土俵をどこにするか?
    どのルールで戦うか?
    これは本当に大事だと思う。

    偉業を達成するためには、最初からディテールにこだわってはいけない。
    「なぜ?」「どうして?」
    自分へ良質な問いかけを出来る事が重要らしい。
    気構えという意味では、大変参考になった本!オススメ!
    (2017/2/24)
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    投稿日:2020.09.06

  • pinkfish

    pinkfish

    勝ち負けだけではなく、駆け引き、負けの美学に対しての考え方に共感を持ちました。
    小泉元総理の喧嘩の仕方は屈服です。

    投稿日:2017.04.07

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