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河合隼雄 / 河出文庫 (5件のレビュー)
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Moe
・ユング研究所で学んだ夢/神話/昔話は日本では受け入れられ辛いと考えゆっくり導入したが「箱庭療法」だけは早期に導入 →カウンセリングの足場へ ・人生にふさわしい自分のファンタジーをその都度見つける └…生きている中でアイデンティティのようなものができ→壊れ→できて→また壊れ…この繰り返しによりアイデンティティが強固になっていく続きを読む
投稿日:2023.07.01
あじさい
大学の授業で心理学に出会って以来、心理学に関する興味は未だあり、箱庭や夢分析に何年も足繁く通った。よりよく生きたい。いつどうなってもいい。この表裏が日によって変わるが今もこうして生きているのは、よりよ…く生きたいがやや強いからなのだろう。河合隼雄の言葉のヒントをもらいつつ、自分で思考判断しながら生き続けるのだろう。続きを読む
投稿日:2022.05.19
tanakapamyupamyu
備忘録です。 臨床療法の過程で、相談者が見た夢とその分析をする具体的な話が載っていたけど、それが面白かった。何が面白いかって、人の無意識ってかなり勝手に物語をつくってるのが面白い。「勝手」というのは…自我に対して遠慮なしにということと、自動生成的に作られているということがおもしろい。なんでわざわざ物語というカタチにするのか。 科学がない時代、人は安心して生きるための方法(宗教、神話など)を色々と考え実践してきた。それが事実心の平穏をもたらしていた。科学はその科学的でさなを証明したかもしれないが、安心の代わりとなるものは残してはいない。人類は輪廻転生や柳田國男の御先祖様の話のように本質を捉えたシステムをつくっていた。永続性を担保してほしい心。 個人主義といっても西洋的な捉え方と日本的な捉え方が違くて、日本では利己的なという意味合いが強いが、西洋では神と一体だったものが個として独立、相対化した状態という風に捉えられるらしい。日本は相対化する対象が神ではなく社会なのだと。なるほどテキスト上の意味はわかるが、実感がない。おそらく日本的な感覚の方が構造は複雑そうだが、なんだかわかる。西洋の感覚を掴むのは難しそう。 西洋では、宗教を持つことは当たり前のことで、日本人は宗教を聞かれた時に、無宗教だと答えてはいけない。日本の宗教は美意識のようなもので、日常生活に著しく混ざっている。「道」 続きを読む
投稿日:2019.04.24
noire
結構昔に書かれていても、今読んでも十分に通用する内容ばかりでした。 今の世の中を、河合隼雄先生はどのように捉えるんでしょうかなぁ。大多数のように希望が見いだせない状況を憂うのではないであろうことくら…いしか、考えつかないのだけど。続きを読む
投稿日:2018.04.21
takeshishimizu
没後10年。また新しい本が出た。本書を読んでいてちょっと違和感があった。日本のことを持ち上げ過ぎるのもどうかとは思うが、なんとなく西洋の取り組みにならおうとする姿勢が強く見える。日本の神話や昔話とか仏…教の研究などもされているし、日文研にもいたのだから、日本びいきが強く出てもよさそうなのに、そうでもない。いつ書かれたものか、いつ語られたものかによっても違うのかもしれないが、梅原先生の本を読んだりしていると、いまは日本的なものの考え方が有効なのではないかと思ったりする。泊りがけで本を読むツアーの話が紹介されていたけれど、同じような企画があったら是非参加してみたい。なかなか時間が合わないだろうけれど。というか、自分で企画すればいいのか!続きを読む
投稿日:2017.04.23
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