【感想】文系のための理数センス養成講座

竹内薫 / 新潮新書
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
0
2
0
2
0
  • 知的好奇心を刺激する

    あなたは、理系ですか? それとも、文系ですか?
    日本ではなじみの言葉ですが、海外ではそうした区別は希薄のようです。
    もともと科学は、哲学から出発しています。そうした考えから出発した国では文系、理系は関係ありません。
    理系の特徴が本書では書かれてます。その1つがまとめること。色んな事象を一般論にまとめる。つまり、抽象化することが特徴です。
    そして、論理。コンピュータは、0と1 で計算します。真 か 偽 です。論理も同じ考え方。ITが発達してますます重要となってます。
    全体的に、事例も交えて面白く書かれてます。文章もほどよく砕けていて読みやすい。これからの時代に必要な科学の魅力に触れられる本です。
    続きを読む

    投稿日:2018.03.25

ブクログレビュー

"powered by"

  • 十六夜ゆき

    十六夜ゆき

    このレビューはネタバレを含みます

    第1章だけ読んだ。第1章は「理系と文系の違いを探る」と題し、文系と理系の思考の違いを解説。第2章以降から文系のための理数センス解説に入る。

    理系は、抽象 相対 客観 倫理
    文系は、具体 絶対 主観 情緒
    という、思考のクセがあるとのこと。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.05.03

  • Norio Sasada

    Norio Sasada

     久しぶりの竹内さんの本です。ただ、少々期待外れ。
     “理系思考”の根っことして論理学の基本知識を取り上げていますが、ちょっとそうかしら?という印象。実験による事実(数字)の「検証」は“理系的”ではあっても、“文系思考”にそれがないというわけでもなく・・・。つまるところ、事実に基づかない情緒思考のことを“文系思考”といっているだけなのかも。続きを読む

    投稿日:2018.04.05

  • y-mitsu

    y-mitsu

    やや話し言葉調で展開。理系センスを養成するというよりむしろ、科学史や近未来の展望に力点が置かれている印象。

    投稿日:2017.12.17

  • rebi

    rebi

    サイエンス作家竹内薫さんによる主に文系の方に向けた1冊です。

    私は俗にいう理系なのですが、理系的な発想の特徴として挙げられてい4つの特徴は確かにその通りとおもわず感じてしまいました。

    また、近年話題になったサイエンスに関わる時事ネタ(STAP捏造やips細胞、ヒッグス粒子など)も多々取り上げられており、なじみのない方には勉強になるかと思います。

    数学や科学が好きな方よりは、そうでない方の方が読んでためになるのではないでしょうか。


    ************************
    ************************
    ************************

    余談ですが、この本の冒頭には文系理系というくくりに関する話が出てきます。個人的には文系理系というくくりはもったいないと思いますし、レッテルを張っているようで嫌いです。

    どちらの科目も学ぶと面白いですし、生活していく上ではどちらの能力・素養も必要です。にもかかわらず文系・理系とレッテルを張り、遠ざけるのは非常にもったいないことだと感じています。
    続きを読む

    投稿日:2017.09.06

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。