【感想】仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?

飯野謙次 / 文響社
(107件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
13
27
44
11
4
  • 若手を中心に、中堅ビジネスマンも一読しよう!

    日常の仕事に向かう中で、ミスを避けるために固める足下のことが適切に触れられていてなかなかの良書だった。
    この手の本でよくある、著者の思い込みが随筆的に述べられているのではなく、著者が失敗学に主体的に取り組み、数多くの事故事例を収集して組織的に分析した結果が反映されている点が好印象。
    若手を中心に、中堅ビジネスマンも一読する価値があると思う。
    続きを読む

    投稿日:2019.06.09

  • ミスを減らして、仕事の生産性を上げるテクニックを知りたい方へ

    特段ミスが多いことに悩んでいるわけではないんですが、
    やっぱりどの職場にもいると思うのですが、妙に仕事が速い人、います。

    こういう方々は、何がすごいのかが知りたくて、手に取ってみました。



    ■あらすじ
    「ミスしない」は、仕事の効率化&できる人になる、最短ルート!

    ミスは、「しないほうがいい」というような軽いものではありません。
    「ミスをしない」ということは、それだけで信頼感が高まり、あなた自身の「強み」になるのです。

    失敗やミスを回避し、仕事を効率化するコツを本書で体得し、仕事の質とスピードを同時にあげてください。
    ハイスピード&ハイクオリティの仕事はやがて、人生最高の楽しみになるはずです!
    (内容紹介より)

    大まかな内容としては、
    ・仕事の質と量をどうあげるか
    ・ミスが生まれない仕組みをどうつくるか。
    ・メール術や仕事術など、生産性を上げるためのノウハウ
    ・生産性を上げるための逆転の発想
    ・コミュニケーションのテクニック

    といった流れで進んでいきます。


    ■ポイント
    何かスタンスや、根本の話というよりは、テクニックに寄った部分はあると思います。

    言ってしまえば当たり前なこともたくさん。
    言われなくてもやってるわ、ということや、
    それができれば苦労しないわ、ということもちらほら。

    でも、こういうわかっててもできないことをやることが大事なんでしょうね。多分。

    中には、参考になるテクニックも何個かありました。
    例えば・・・

    ・ダブルチェックは逆から見る。確かに!
    いつもの順番で、いつものように見ることで、イージーミスを防ぐ方法ですね。
    これは確かに、と思いました。
    ただ、もう少し科学的根拠とか裏付けはほしかったかな~。

    ・メールの返信術
    これはよくある、すぐ返す、件数は少なくしておく、っていうやつですね。
    ちょっと油断するとすぐたまるんですよね。デスクトップも。。。

    ・シングルタスク
    これだけ何度も言われているのに、シングルタスクにし切れていないときがあるな~。
    というより、PCをシングルタスクにするだけじゃなくて、
    働く環境とか、スマホを見れない環境にする、とか強制的にしないと正直難しいですよね。。。

    ・コミュニケーション術として、自分も相手も不完全な前提。
    これはほんとにその通りだと思いました。
    そもそも完全である前提だから色々なミスが発生する。
    これはテクニックというよりは意識の問題で、すぐにできることですね。


    ■こんな人に
    これを読んで劇的に何かが変わるということはあんまりないような気がしますが、
    日々の仕事の進め方を見直すという点で、参考になるテクニックはあると思います。

    ちょっと最近、生産性上げれてないな~とか、自分の仕事ミス多いかも、遅いかも、
    なんて感じている方は、手に取ってみれば、参考になるテクニックは何個か見つかると思います。
    続きを読む

    投稿日:2020.03.15

ブクログレビュー

"powered by"

  • 2037699番目の読書家

    2037699番目の読書家

    このレビューはネタバレを含みます

    仕事に対する姿勢も学んだ
    ミスした時に反省だけするのは三流。
    原因を突き止め、改善方法を考えるのが二流。
    脳死でもミスをしない仕組みを作るのが一流。


    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.14

  • S.K.

    S.K.

    付箋のToDoリスト
    マルチタスクを否定
    創造性の仕事と調整、整理の仕事の場合はマルチタスクはとてもよい
    つまり生み出す仕事と単純作業の仕事を合わせる

    話し言葉は一段階具体的にして復唱する

    •フォルトツリーアナリシス
    起こって欲しくないことを書き出す。なぜ起こるのかを書き出す、それが起こる確率も考える

    成功者は実はガムシャラな努力はしていない
    うまくいかない努力はしない
    続きを読む

    投稿日:2023.12.04

  • 青風

    青風

    仕事の正確性と効率を上げるための本だが、どちらかというと正確性を上げる→結果的に効率的になるというメソッド。
    理解できる部分もあるが、それが出来ないから苦労してんだよ!と思うこともしばしば。日本企業なんかだと独自のやり方自体が嫌われて否定されたりするし、どこまで実効性があるかはかなり疑問がある。
    精神論はダメと言いつつ「失敗してもポジティブにやれば大丈夫」ってそれ精神論だし…。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.16

  • shinshu

    shinshu

    ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB23372719

    投稿日:2023.10.26

  • blaaubok

    blaaubok

    悪くはないのだけれど、そんなに刺さる内容ではなかったなーというのが正直な感想。、

    「長い目で見れば、転んだことも成功の一部だった」
    この言葉を胸に、これからも頑張って生きていこう!と思いました。

    投稿日:2023.10.11

  • りゅうじ

    りゅうじ

    後半になるほどより本質的な「失敗をどうプラスに変えるか」を示してくれていると思う。

    以下印象に残った点

    - ミスをしたあとは、気をつけますではなく、必ず再発防止の仕組みを考える
    - 指示されたことは1段階解して言い換えて確認する
    - 行き詰った時は他人に頼る
    - とにかく正直になる。もっともらしい言い訳をアセアセ作文するのではなく、正直に本当のことを言う。
    - ミスしたときに落ち込んでいる暇は無い。
    - 何度も失敗しているなら、やり方を変えなければいけないわけで、これまでのやり方に固執するせず諦める。
    - 小さなタスクへの分解をやってもやっても失敗するときは、その解し方についてエキスパートに助言を求めること。
    - ミスを素直に認めること。正当化することをやりだすと、そのミスへの対応という本当にしなければならない事をやらなくなる。
    続きを読む

    投稿日:2023.09.24

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。