猫の學校2 老猫専科

南里秀子 / ポプラ新書
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
1
1
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • k-masahiro9

    k-masahiro9

    このレビューはネタバレを含みます

     田舎で暮らしていると、天候や気圧がからだや気持ちに大きな影響を与えることがよくわかります。大気の変化に敏感になるのです。人間も猫も動物として、この大きな自然の中に生かされている。そう実感すると人間がやることは、ごく小さな自然への抗いでしかないように思えてきます。(p.69)

     検査をしてわざわざ問題を見つけることに力を注ぐより、日々の暮らしをご機嫌に楽しむほうがよほど健康的なのではないでしょうか。一般化された基準値にあわせた健康管理のもとでは、猫は自然に枯れることができなくなります。
    その猫にとって、その猫の家族にとってのQOLはそれぞれに違うはず。朝、猫と目があったら、「今日のご機嫌はいかが」と問いかけ、互いの感覚を通じてやりとりをする。これを毎日繰り返す。そうすると、「今日も元気そうだな」とか「あれ、ちょっと生気がないな」とか、感覚でわかってくるものです。(p.72)

    老猫時代は、これまで猫たちから受け取った倖せの恩返しをできるチャンスです。お年寄りの猫のそばにいると、時間が止まって穏やかな気持ちになります。ゴツゴツと背骨が目立つようになったからだを撫でていると、
    「ここまでよく長生きしてくれましたね」と思います。(p.102)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.02.14

  • yoichiokayama

    yoichiokayama

    猫の學校第2弾です。
    知り合いだった方の猫のことも出ています。
    老猫たちから学び、猫たちの死からもさまざまな学びがあります。
    本当に良い本です。
    まだ猫を看取ったことはありませんが、これは人間も同じかもしれません。

    猫の死から立ち直って行くとき、「〇〇日経ったら立ち直る」などという目安はありません。頭では立ち直ったつもりでも、からだや心はまだバランスを取り戻せないということもあるので焦らないことです。
    そして、猫のことを思い出さなくなったら、それは、その猫があなたの一部になったということです。決して、「忘れた」ことや「思い出さない」ことに罪悪感を持たないでください。 ー 162ページ
    続きを読む

    投稿日:2018.03.27

  • hito-koto

    hito-koto

    南里秀子さん「猫の学校② 老描専科」、2018.1発行です。1990年頃、5歳だった猫の平均年齢は今は15歳に。著者は12歳(人間だと64歳)以降を老猫時代と。そして、老猫から朗猫へ! 猫たちは子猫のときも、成猫のときも、老猫になっても、いつも「今」に生きている。こだわらない、とらわれない、かたよらない。この極意、人間が苦労して学ぶことを彼らはごく自然にやってるんですね。キュア(治療)とケア(介護)の役割を考え、お金よりもむしろ時間と心をかけたいなと思います!そばにいること、そっとなでること。続きを読む

    投稿日:2018.02.22

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。