【感想】映画の間取り

小説や漫画に出てくる家の間取りを書いた本は、何冊か読んだけれど映画版もあるのは知らなかった。
取り上げられた映画で自分が見ているものが少なかった。そして、お城やSF、牢獄などはちょっとずるくないか？

"ユニークな視点、アイデアの勝利。映画に登場する人物の住む屋敷の間取りを描いた本。
映画の主人公になり切りたい人はまずは、部屋探し？からどうぞ"

みなさんは映画の間取りに住んでみたいと思ったことはありますか？
私はあります。映画で見た豪邸に何と素敵なんだろうとうっとりしたり、様々な仕掛けがある殺し屋のアジトに憧れたり、主人公のカラフルでキュート…な部屋を真似してみたいと思ったり。
そんな人のために出来たのがこの一冊！
この本なんと、映画で出て来た間取りを場所から値段まで、図面付きで、さながら不動産屋のごとく紹介してくれるのです！
もちろん国や時代も自由自在。「清洲会議」で出てきた織田家のお城や、「ローマの休日」の主人公の部屋、「魔女の宅急便」のキキの部屋など様々です。
中でも「テルマエ・ロマエ」のハドリアヌス帝別荘の個人風呂の贅沢感には驚きました。
このように、個性的な物件の数々は映画好きにはもちろん、映画を見ていなくても充分ワクワクさせてくれると思います。
みなさんもこの機会に映画に出てきた物件を拝見してみてはいかがですか？

ペンネーム：さかな続きを読む