Sの継承(下)

堂場瞬一 / 中公文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • ネット社会が進展し、SNSが日常的に波及している現在、小説家もそれらを題材に加えざるを得ないだろう。
    60年代の事件を記した上巻とは、まるっきり趣を異にした下巻。現在の事件を記す下巻では、SNSが大きな役割を帯びる。
    かつて、クーデターなり大きな変革を目指すならば、忠実で信頼に足る多くの仲間と入念な準備が必要であった。
    それに対し、現代のネット社会ではその簡便性により、簡単に仲間を集めることができる。
    しかし、ちょっとした波目の変わりによって、うねりは逆展開する。
    この小説は、そんなネット社会の危うさ・もろさをも浮き彫りにしている。
    続きを読む

    投稿日:2017.12.25

  • 毒ガス犯人だけど、何か質問ある?―捜査一課の峰脇らを嘲笑うかのように、ネット掲示板にスレッドが立つ。犯人しか知り得ない事実を次々書きこむスレ主の「S」を、警察は追う。やがて、毒ガスを盾に国会議員総辞職を求めたSは、国会議事堂前で車に立てこもる。噴射のタイムリミットまで、約七時間。峰脇はSを止められるか?

    期待していた展開にはならず。もっと大風呂敷を広げてほしかった。
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    投稿日:2017.12.09

  • なるほど、上巻がこうやって繋がるんですね。

    毒ガスや銃を19歳の青年がそんなに簡単に作ったり持ったりできるのか、とは思いましたが、内容は引き込まれました。
    リアウィンドウだけ防弾じゃないって、ちょっと都合良すぎですが。もうちょっと頑張って欲しかったね。続きを読む

    投稿日:2017.04.11

  • このレビューはネタバレを含みます

    下巻で、話は現代へと戻ります。
    そして都内で毒ガスがまかれます。Sを継承しているらしき犯人はどういう経緯で犯行を実行に移すにいたったのか。
    警視庁捜査一課特殊班の峰脇警部補を中心に犯人像を探りつつ、話が展開され、おもしろかったです。

    下巻が楽しめたのは上巻の長い事件背景の物語があったからこそです。それはわかるのですが、捜査の話中心の警察小説が読みたかったので、上巻の第一部はやはり私には長すぎ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2016.11.01

  • ネット掲示板で国会議員総辞職を求め、毒ガスを盾に国会議事堂前で車に立てこもるS。捜査一課は、その正体を探るが……。〈解説〉竹内洋

    投稿日:2016.10.20

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