【感想】JJM 女子柔道部物語(9)

恵本裕子, 小林まこと / イブニング
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • kawaakami

    kawaakami

    Reader storeで9巻まで持ってる。小林まことさんのマンガは、予想外の事は全く起こらないのに、なんでこんなに面白いんだろう。しかも人生を前向きに生きたくなる。

    投稿日:2021.07.10

  • kuma0504

    kuma0504

    前回五巻ごとにレビューすると言ったが、一巻フライングしてしまった。せっかく読んだので感想を書く。

    柔道を中学・高校と6年間やった。その私が見ても、全然違和感がない本格柔道マンガ。同時に小林まこと節全開の絶妙なギャグ。同時に高校生から柔道を始めて、やがてオリンピックで金メダルを獲るマンガのような話を、その当のモデルであるメダリスト恵本裕子が原作(あくまでも原作。脚色・構成・作画は小林である)を書くことで、この嘘のような話をホントに出来るんだ!という全ての柔道ガールやボーイに夢を与えるマンガになっている。

    第一話で、96年のオリンピックで女子で初めて金メダルを獲る(恵本の場合は実話)と宣言しているので、90年全北海道大会の途中で終わる9巻は夢の途中でしかない。7巻目において、既に北海道大会個人戦で主人公の二年生神楽えもは2位、他のカムイ南高校選手も3人が全員二年生で入賞を決めている。これから彼女たちの快進撃と挫折が待っていることはわかっている。金メダルは、その最後のご褒美でしかない。途中で、小林の名物キャラ東三四郎が出てきたり、北海道警察に出稽古に出た時には、昨年読んだ増田俊也『七帝柔道記』に出ていたままに増田が機動隊員に段取りで「虐められている」サービス場面もある(時期的にもあっている)。恵本たちも出稽古に来ていたのか!とびっくりしたのだが、なんと機動隊員たちは、女子には優しかったらしい。

    男版の名作「柔道部物語」には無い、実話(或いはそれに似た話)が散りばめられているのが女子版の特徴。最も象徴的なのが音羽海上女子柔道部発足記念パーティー(実質は三井海上。後に恵本も入部する)での、故・井上靖の挨拶を実名で全文載せているところだろう。「盡己」(おのれをつくす)という柔道部に架けられた額について語ったものである。(第8巻82p)恵本にしても、小林にしても、何巻もかけて柔道部物語を描くモチベーションは、おそらくこのスピーチの中に込められている。スピーチ自体は初めて知ったが、そうなんだな、と感動した。

    まだまだ高校生編のクライマックスにはたどり着いていない。次回こそ、15巻でまたお目にかかります。
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    投稿日:2021.01.17

  • ofellabuta

    ofellabuta

    えもの試合シーンを見て「柔道部物語」らしくなってきたなぁと。小林まことは本当に格闘技を描かせると巧い。
    それにしても「柔道部物語」が全11巻だったことを考えると、昨今の漫画がいかに進行がゆっくりかが良くわかる。JJMはそれでもまだ早い方ではあるけれど。続きを読む

    投稿日:2020.08.31

  • マンガタリ編集部

    マンガタリ編集部

    全道大会ついに開幕! 快進撃を続けるカムイ南女子、どうなる!? キャラクターそれぞれの試合エピソードが次々に流れていくので、主人公中心のドラマの流れはやや薄く感じられますが、やはりスポーツものは試合が始まると盛り上がってきますねー。三四郎のチラ出演もテンション上がりました。三五もまた顔出してくれないかな。続きを読む

    投稿日:2020.08.22

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