ここだけの女の話

田辺聖子 / 新潮文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • マタン

    マタン

    男と女の作品が多いですが
    中には女の子の作品があります。
    いたいけな子どものちょっとほろ苦い感じの物語。
    その背景には複雑な環境もあるので
    よりいっそう彼女が引き立つのです。

    他には海外が舞台の作品
    とても魅力的でありました。
    「金箔の町」が大人の香りがあふれて好きです。
    続きを読む

    投稿日:2013.01.03

  • usb

    usb

    ほのぼのした文体なのに、書かれてあることはしたたかである。そして切ない。独身女性がお金持ちになる話など、ドキドキした。

    投稿日:2012.04.10

  • cajun

    cajun

    田辺さんの言葉遣いは好きだ。それに素朴で飾らないストーリーとオチも好きだ。ただ本書ではそれが十分に発揮されていなかったように思う。彼女の小説に込み入ったストーリーは必要ない。デリケートな小説が持ち味の彼女なら、と思う。続きを読む

    投稿日:2012.02.08

  • アヴォカド

    アヴォカド

    作品によっては大阪弁が気になることもあるけれど、これはゼンゼン気にならず。

    うまいなあ。恋愛の時の、ありふれて、だけどその時にしかない感じ。

    西加奈子さんの解説もよいです。

    投稿日:2011.06.25

  • ほうじ茶

    ほうじ茶

    恋愛小説を集めた短編集。『孤独な夜のココア』『三十すぎのぼたん雪』につづく第三弾なのか、今回は夫婦の話が多い。「ここだけの話」を嬉々としてしゃべりまくる女性にはなりたくないものだわね。なるべくね。

    投稿日:2011.05.07

  • 乱読ぴょん

    乱読ぴょん

    10の話が入った短編集の改版バージョン。西加奈子の解説が新たについたと思われる。その西加奈子も言及している短編「火気厳禁」で描かれる、女の周期。

    ▼…ねむりを呼び起こされた夜明けの木々のように、志奈子の体内がざわめいて、熱い鮮血がしたたり落ちている。
     いつもだったら、志奈子は、自分の女の周期が、我ながらきたないような気がするのだった。
     それが、ゆうべの今朝はちがう。…志奈子の体には、たっぷりした熱い血がある。
     こんな感じ、こんなにゆたかで気持のいい、誇らしい感じ。浅見にいったらわかってくれるにちがいないと思った。熱い血がたっぷり出て、子宮がすっかり綺麗になって、赤ちゃんが気持よく大きくなるなんて、考えただけでも健康的で、おなかの空いてきそうな、ほがらかな話ではないか。
    (「火気厳禁」、pp.119-120)

    浅見は、素寒貧の一文なし、妻もなく家もなく職もなく、はかない舞台の栄光に夢をかけている男。志奈子はアパートを経営し、土地を買い、カネの運用と蓄財に励んでいる女。

    元同僚の春本にはお金があってとうらやまれるが、春本のように、自分で自由になるカネはほとんどなくとも、スイートホームと赤ん坊がいるほうが幸福なのかと考える志奈子。心から恋しいと思う男は今はない。同時にカネも魅力はない。自分は春本夫婦が少しうらやましいような気がすると志奈子。

    この短編集には、「今日の観点からみると差別的ととられかねない表現が散見」するのだが、それはともかく、うまいなー田辺聖子。
    続きを読む

    投稿日:2010.09.15

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