【感想】挑戦 小池百合子伝

大下英治 / 河出書房新社
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • hito-koto

    hito-koto

    このレビューはネタバレを含みます

     大下英治氏の小池評です。すごい勝負勘、外交的センス、首相候補、そして半端でない歌唱力、演出力、明確なビジョンを示すのが得意と。「挑戦 小池百合子伝」、2016.10発行、「小池百合子の華麗なる挑戦」(2008.10)を増補・改題したもの。増補は冒頭の2016.7、都知事選の部分。小池百合子291万超で圧勝(増田179万、鳥越134万)。目次構成は:①アラブに学ぶ ②通訳からキャスターへ ③政治家への転身 ④自民党で闘う ⑤華麗なる環境大臣 ⑥新たなる飛翔へ ⑦2008年9月総裁選※ 流し読みしました。
     ※ 麻生太郎351票、与謝野馨66票、小池百合子46票、石原伸晃37票、石破茂25票。

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    投稿日:2021.11.25

  • ブックコンシェルジュ 近藤俊太郎

    ブックコンシェルジュ 近藤俊太郎

    「ワールドビジネスサテライト]「日本新党」「細川内閣」「クールビズ」の共通項、わかりますか?その裏に裏に活躍したのが現東京都知事 小池百合子さんです。

    自分が住んでいる東京を任せている首長の小池さんがどんな方なのか?知りたいな程度の気持ちで手に取ったのですが、想像以上にいろんなことに絡んでいた方なんだなあということを知れるとても良い一冊でした。

    小池さんのことを「知る」のにも良いのですが、90年代以降の政治史をざっと確認するためにも良書です。(ということはつまり、それだけ要所要所に小池さんが絡んでいたという証拠?)

    小泉元総理大臣は「自民党をぶっ潰す」!では、小池都知事は何をぶっ潰してくれるのか?楽しみですね。(小泉政権後に出馬した総裁選では「霞が関をぶっ潰す」と言っていたそうですよ。笑)
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    投稿日:2018.04.04

  • cozyconan

    cozyconan

    時の人、東京都知事小池百合子氏の評伝。今、元都知事石原慎太郎との対決に注目が集まるが、彼女がテレビにデビューした番組「世相講談」で石原慎太郎とは面識を持ったことや、そもそも石原慎太郎が政界進出した時の世話役が彼女の父親だったことや、東京副都知事の浜渦氏が小池の家に居候していたことなども本書で知ることができた。世の中は狭いのだ。テレビキャスターとしての彼女がカイロ大学卒という異色のキャリアであることは知っていた。大下栄治による評伝だから、もちろん、彼女の不利益になる記述はないから、この本だけを読めば、この先、小池百合子首相待望論に傾いてしまいそうだ。都知事としての手腕が存分に発揮されれば、首相待望論はいずれ世論になるだろう。自民党の総裁が三選できるように改訂され、安倍晋三のひとり勝ちはしばらく続くだろう。対抗と目された政治家たちはすでに70前後となり、次世代にこれといった対抗馬は見当たらない。小泉進次郎が40代で首相を射止めるほどの世代交代が進むとはにわかに考えにくい。そうなると、安倍晋三の次は、やはり小池百合子なのだろうか、と考えたくなるのである。続きを読む

    投稿日:2017.03.09

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