【感想】あずかりやさん

大山淳子, 藤原徹司(テッポー・デジャイン。) / ポプラ文庫
(138件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
33
58
35
2
0

ブクログレビュー

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  • 学生

    学生

    このレビューはネタバレを含みます

    正直主人公に面白味はない。淡々と仕事をこなしているだけ。店ならではのトラブルや周りの人間が、物語を面白くしていると思う。「本を点字に訳す」という発想には目新しいものを感じた。

    主人公の相棒ポジの猫、(社長ことポーチドエッグ)を助けて事故にあった石鹸さん。身分を偽り、オルゴールを預けて亡くなった社長。母から唯一譲り受けた鍋を置いて施設に入ったおばちゃん。

    全体的にハッピーエンドとは言えない気がする。なるようになってる感じ。主人公は目が見えず、両親とも疎遠になっている30代独身男性。客観的に見たら「同情すべき人間」なんだろうけど、彼は毎日真っ当に生きている。「幸せの形って人それぞれ違うよね」と訴えかけてくるような本。三人称で色々な角度からお店を覗けるのは飽きが来なくて良かった。のれんの出番が最初だけだったのはちょっと残念。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.09

  • めろ

    めろ

    この街の人々がずっと穏やかで幸せな生活を過ごせるように、と願ってしまう、そんな作品です。猫ちゃんがかわいい。

    投稿日:2024.03.04

  • MR

    MR

    私としたことが!!またやってしまった
    さっき読み終わったの2巻目

    積読してたなーと思ってよく見たら、あれ?
    でも、2巻目を先に読んでいたので、違った面白さもありました

    今回は社長の出番が多いです!

    投稿日:2024.02.12

  • ino

    ino

    1日100円でなんでも預かります。
    というあずかり屋さん。店主が素敵な人でそれぞれの事情を抱えてあずけにやってくるお客さんの物語。

    投稿日:2024.02.07

  • 栞

    1 日百円で何でもお預かりします。 盲目の青年が営むあずかりやさん。何だか昭和の佇まいを感じる。
    物や猫視点の語り口で語りは柔らかだけどシビアな背景もあり。
    シリーズ制覇したい作品。

    投稿日:2024.01.14

  • デゴシ

    デゴシ

    伏線が素晴らしい。あの場面とあの場面が繋がると、なるほど、っと感心してしまう。
    最初の話にあるけど小学生の女の子が、後に成長して大人になって再び訪れて預けたものが分かるだなんて凄すぎます。おあずかりやさんの店主凄すぎます。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.26

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