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笹沢左保 / 双葉文庫 (9件のレビュー)
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新宿淀橋署の宮本刑事部長と、本庁から来た佐々木警部補。年齢も容姿も経歴も好対照の2人は、その名前から「宮本武蔵と佐々木小次郎」にたとえられるライバル同士。どんなときも、2人の推理は真っ向から対立。はた…して正しいのはどちらか?息もつかせぬ展開、綿密なトリック、思いもよらない結末と、推理小説の神髄が味わえる7編を収録。(e-honより)続きを読む
投稿日:2019.05.14
mos4649cato
タイトル通り七つの殺人事件の短編集。 宮本武蔵と佐々木小次郎がモチーフとなった刑事二人が、様々な事件の謎を解いていく。 短編同士は繋がりがなく独立した作品。 単純な犯人当てよりも動機の解明に重きが置…かれている。 謎解きは、やや強引か明らかに分かるものがおおかった。続きを読む
投稿日:2019.02.12
まひろ
新宿淀橋署刑事課捜査一係の部長刑事・宮本清四郎と警視庁捜査一課警部補・佐々木冬彦。自他ともに好敵手と認め、周囲からは、「宮本武蔵」と「佐々木小次郎」とも揶揄される二人の刑事が挑む7つの殺人事件。 … あくまで短編としてではありますが、探偵役が2人いるが故のどんでん返し、また、ミステリーとしてもそうですが、人間ドラマのほうが印象に残る作品。続きを読む
投稿日:2018.11.06
2006takahiro
警察小説 新宿淀橋署の宮本刑事部長と、本庁から来た佐々木警部補。年齢も容姿も経歴も好対照の2人は、その名前から「宮本武蔵と佐々木小次郎」にたとえられるライバル同士。そんな異色の凸凹コンビが7つの難事件…に挑む。どんなときも、2人の推理は真っ向から対立。はたして正しいのはどちらか?続きを読む
投稿日:2018.05.27
sumirouy
このレビューはネタバレを含みます
うーん、何というか少々時代背景が古いのは否めないが、結構、それぞれの短編自体としては面白みがあったような気もする。佐々木小次郎と宮本武蔵になぞらえた二人の刑事の推理の掛け合いも古めかしいと思うが、それはそれで面白かった。 7つの短編集だが、ちょっと読み終えるのに日にちがかかってしまったので、最初の方の事件は忘れかけてしまっていたのでほとんど印象に残らなかったのかもしれない。ただ、結末は強引なものもあったが、概して驚かされるものは無かったような気がする。
投稿日:2017.03.30
越智
性格も見た目も何もかも正反対の宮本と佐々木。 二人が殺人事件を追う。 日本刀殺人事件、日曜日殺人事件、美容師殺人事件、結婚式殺人事件、山百合殺人事件、用心棒殺人事件、放火魔殺人事件の七つの事件。 ぶっちゃけて言いますと。 えっ・・そんな推論で犯人にされたらかなわんわ! 「たぶんこうだったんだろう」「通常こんなもんだ」という確かにそうかもしれないんですけど、そういう話の運びが多いこと! 推論のあとに当然警察組織として裏取りもやって証拠固めてやるんでしょうけど。ソコは他の人の仕事だからはしょってるんでしょうけど。 ないわー。 いわゆる推理小説というのではなく、こうやって犯人を推量してつかまえましたというドラマチックなルポのかいつまんだやつみたい。 読みたいと思っていたものではなかったです。 最後の「放火魔殺人事件」はありかも。他は個人的にナシ。 宮本さんも佐々木さんもこの本だけではキャラが深くはわからなくて、魅力的には映りませんでした。 もしかしたらこの二人の出てくる長編かなにかあるんですかね。そこで二人が人間として輝いているならアリのお話だったかもしれません。
投稿日:2017.01.11
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